普段あまり夢を見ないのだけど、昨日少しコワ目の夢を見てしまった。


 なにやら戦争が始まり、多くの人と一緒に逃げているんだけど、ふと病院に戻らなくちゃいけないと思うのね。ここのクリニックじゃなくて入院患者がたくさんいるような大きなとこなんだけど、そこの患者さんたちを見捨てちゃいけないなんて柄にもなく医師魂みたいのを発揮しようとするわけ。
 病院に戻ると一階のホールには有志の医者たちが何人もいる。でも、いつのまにかボク一人になってしまって。仕方なくそのホールとつながった奥にある障子戸を開けると、管理人みたいな夫婦がいたのね。
 あいさつを交わしていると、急に障子が開いて「笑うセールスマン」の喪黒福造みたいな人が入ってくる。その場の三人は一目で死に神だと分かるわけ。
 その死に神いわく、いまから核が落ちてくるという。「ああ、これでボクの人生は終わりなのね」なんて観念していると死に神はこういい加えるのね。
「三人のうち一人だけはなんとか生き延びる」
 あ、少しラッキーとか思ったりして。
 ここで夢から醒めるんだけど、これって一体なにを意味するんだろう。夢判断なんてフロイトの精神病理の本を若いころに読んだぐらい で、ほとんど知らないけど、どうもかなり的確な深層心理を表しているような気がしてならない。といってもどういう心理なのか検討もつかない。
 うーん、しがない町医者は病院の医者のまねごとをしちゃならないということか。しがない町医者には核が落ちても死がないということなのか。
 うーん、分からない。

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