ウクライナでやっかいな病気が広まっている。呼吸器疾患のようで原因はまださだかでないがインフルエンザとの関連も疑われているという。
海外の科学系サイトをウォッチングしていたが、とりわけ大騒ぎにはなっていない。もちろんその事態をネットで知らせようとした科学者が謎の病気で直前に倒れたということだってありうるし、科学性サイトと思って見ていたサイトが実はエロサイトだったという可能性も否定できない。
せめてウクライナに親戚でもいれば電話で訊くことができるのだが、よく考えればウクライナの電話番号さえ知らない、そんな事態をなんとか打開するため素性が定かではないがネットサーフィンで出くわした「大紀元」というサイトから2カ所引用してみる。
ウクライナ政府の発表によると、現地では16日の時点ですでに140万人が感染、315人が死亡しており、近隣諸国のパニックを引き起こしている。WHOの先週の論評では、現地のウィルスは突然変異していないとのことだが、世界的流行病の第二波であると考えられているようだ。
17日、WHOはサイト上で、ウクライナの新型インフルは、今年4月に始まった新型インフルの遺伝子と同じであり、突然変異ではないことを伝えた。
ということらしいのだが、気になるのはこの写真だ。中央の美しい女性はウクライナのユーリヤ・ティモシェンコ首相で写真の小見出しには「患者の視察に来たユーリヤ・ティモシェンコ首相(AFP)」とある。
一体なんだ、この防護服は。まるでアンパンマンのマントではないか。それとも旅役者、インフルエン座の集合写真か。そもそもこうしたガウンの結び目は後ろに来るもので、たとえば手術を受けるときにこんな格好で外科医が入ってきたら逃げ出したくなるというものだ。
とにかく予防意識がまったくなっていない。こんなことで感染拡大が防げるのかと心配になってしまうが、ユーリアさんがきれいだから、ちょっとだけいいか、なんてふざけている場合ではないことも自覚しているつもりだ。
「大紀元」の記事はタブロイド系のガセ記事を載せています。
毎年急激に冷え込む10月末から11月初旬は急性肺炎でこれくらい死んでいます。
今回のインフルの感染拡大はティモシェンコ内閣が次期大統領選挙で優位に進める為に情報操作した結果です。彼女の思惑通りに全ては進んでいます。見事ですよ。先月24日(土)(23日が立候補届出日の解禁)の彼女の大集会までは一切国内でのインフルネタは出さないで26日(月)に初めて公表し直ぐに教育機関の閉鎖と集会の禁止を通達しライバル候補の足を止めました。彼女がキエフの空港まで深夜輸入されたタミフルを取りに行った時などコメディーでした。その後の政府専用機でのタミフル行脚。連日TVで放映されています。
彼女の支持率は2位ですが1位との差はこの一ヶ月でかなり無くなりました。
でもこの作戦もそろそろ終了です。今週から学校も始まりますし一日の死者数も一桁台に落ちてきましたし・・・
ティモシェンコに取ってはプーチンとの会談とオレンジ革命5周年の式典成功阻止と有力候補者の妨害と全て成功しました。
12月になればウクライナのインフルネタは聞かなくなると思いますよ。
写真の意味は簡単ですよ。そこに移っている人は全員ワクチン接種が終わっているからです。自分達は安全だから写真の姿で良いんです。マスクはしててもトレードマークの髪は出さないとアピール度が低くなるから・・・
詳細な情報ありがとうございます。
最初記事を目にしたときは、胡散臭いとは思いつつも、なんともいえない気分になりました。強いて言えば、う、暗いな、ってカンジ?