JPEGみたいな人

長年メモをしていると新たな表現が欲しくなる。最近手に入れたのはこれだ。
「院長はJPEGみたい」

電子カルテ共有情報のやり取りで厚労省が強く押しているのが、PDFファイルだ。
もちろんPNGやJPEGで検査データなどを送るのもありなのだが、診療情報提供書自体はPDFでしてね、とある。

そもそもファイル形式ってなんだ?
早速Copilotさんにいくつかの形式を訊いてみると、JPEGは軽くて速いが、文字がにじむ、PNGは劣化しないが重い、PDFはレイアウトが崩れないが文書扱いで扱いづらい 、などと教えてくれる。

そして最後にこんなまとめを提示してくれた。

JPEG:写真を圧縮して軽くした「折りたたんだ布団」
PNG:折りたたまずにそのまま保存した「ふかふかの布団」
PDF:布団+設計図+説明書をまとめた「ファイルケース」

なるほど、布団+設計図+説明か、書厚労省のPDF押しなのがぼんやりとだが分かってくる。

そしてふと新しい表現法に気づいた。
「JPEGみたいな院長」、軽率な行動や徐々に記憶や存在が薄れていく、まるで今の院長にぴったりの表現ではないか。

そう思うとこれまでJPEGでよくやってこれたなぁと自画自賛したくもなる。
きっと、よほど最初が濃厚で濃密な状態だったのだろう。いくら文字がにじんで来ても読みづらくなることはなかったに違いない。

でも待てよ、もともと文字がとてつもなく薄く書かれていたということはないだろうか。であれば、若い頃からたちまち白紙状態になったまま、人生を送ってきたわけだ。

そういわれると、折りたたんだ布団のように縮こまって人生を歩んできたし、人生の設計図など描いたことはなく、そもそも頭のなかも真っ白なままの人生ではなかっただろうか。

そして、こういうメモをしていること自体、軽く見られ、やはり 「JPEGのような院長」がぴったり、なのかもしれないな。