補色

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 ネットサーフィンしてるとこんなサイトに出会った。
 赤っぽい○が一瞬消えながらグルグル回っている。真ん中の+をじっと見てると、動いている赤っぽい色のあとに緑の○が出てくるはずだ。


 補色を感じる錯覚の一種なのだが、なぜこうした現象が起こるかご存じだろうか。
 説明すると長くなるし、ネットからの引用だというのがすぐにバレてしまう。そもそも説明しろといわれてもよく知らないので困る。
 だが分かる。神様の作った世界には必ず補完物がある。割れ鍋には綴じ蓋があるのが、ものの道理というものだ。
 今日のメモはそこにはない。問題はグルグル回るのを見てたら、横からカミさんがつぶやいた言葉にある。
「実際に緑色の○が出てるわけじゃないよね」
 なるほど、パソコンだしそういう操作も可能だろう。いわれてみればそうじゃないことも否定できない。ものには色んな見方があるものだ。
 実は普段メモが仕上がると、アップロードする前にカミさんから目を通してもらうようにしている。おかしいメモになってないか、おかしくないメモになってないか、意見を聞くのだ。
 そのせいだろう、メモの精神がようやく伝わってきたようだ。
 実体のないものに実体を与えるという発想はすばらしいと思う。
 今度ぜひメモの精神とはなにか教えてもらうことにしよう。そんなものあったためしがないといわれても、ないものをあると信じる技をもっているのだ。なにかメモの足しになることをいってくれるだろう。
 とまぁ、割れ鍋に綴じ蓋を実体験しつつ、ともにホショク長く生きようと、心に誓いました。

“補色” への2件の返信

  1. 院長、お世話になります。
    毎回、様々な話題を読ませてもらってタメになりますよ・・もちろん最後のオチも含めてです。
    私がよく見ている番組ではないですが、まさに「ブログで絶対受けてみたい授業」に相当しますね!
    先生が飼っている「○キブリ」ですが、なかなか捕まえられなかったです。
    でも「捕食」は出来ませんが・・
    それではまた遊びに来ます。
    先生の質問の答えはあんな感じで宜しいでしょうか?

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