数か月前、サイトのアクセス数が千の単位で急激に上昇する現象があった。たまたま開いていたパソコンに新たにユーザー登録がされたとのメールがいくつも届いたから判明したものだ。
ハッキングされていると判断し、すぐに対処したのでサイトはなんとか難を免れ、その後、それを教訓に結構頻繁に状況を確認するようにしていたのだが、数日前にduckdukckgo.com というサイトからのアクセスが異常に増える事態が起こっていることに気づいた。
このサイト、調べてみると決して悪さするようなところではなく、新たな検索エンジンを提供する企業のようで、個人情報を残さないことをモットーっとしているらしい。
たとえば、現状でgoogleなどで検索すると、かならずといっていいほど、検索キーワードに関連したような商品の紹介が出てくる。その利便性の評価は人それぞれだろうが、個人的にはうんざりという気持ちがある。
そうした事態がこのエンジンではなくなるのだそうだ。
考えてみれば検索世界がgoogle一強だというのは異常な事態ではないだろうか。
ロシアの体制との単純な比較はできないだろうが、人のやることだ。こんな検索の世界にプーチンもどきが出てこない保証はどこにあるのだろう。
プーチンの周りには唯々諾々とことを進める連中しかいないのに反し、こちらは利用者にいいduckduckとことを進めているといったところか。
まだまだ小さな影響しかないようだが、そういう意味でもがんばってほしい。