サル真似

mimic

 残念ながらこれといったモノ真似芸を持っていない。強いて言えば医者の真似ができるぐらいだろうか。それもヘタだから困ってしまう。参加したくない会合の前など、みごとに患者の真似ができるのに不思議だ。
 そもそも人が真似ができるようになるのは、いつ頃からなのだろう。そんなことを考えているとこんな記事があった。
 今までは人とチンパンジーにしか見られなかった真似をするという行為がアカゲザルでも認められたという。


 赤ん坊にとって真似をすることはとても重要な行為だ。
 人やチンパンジーの赤ん坊には大人の顔の表情を真似る能力が備わっていて、真似することで社会的な学習を行っている。大人が口を空けたり舌を出したりするのを見て真似ることができるのだ。この能力は人の場合は3ヶ月、チンパンジーでは2ヶ月にわたって見られるが、他の動物ではないと考えられていた。
 
 今回アカゲザルの行動を発見したのはイタリアの研究者たちだ。21頭の赤ちゃんザルを対象に彼らは自分たちで舌を出したり口を開けたりして、赤ちゃんザルがそれを真似るかどうかを見た。するとチビザルが真似したのだ。残念ながらこの真似は2週しか続かなかったという。
 その実験の様子はリンク先の映像で見ることができる。なぜこんな簡単な実験を研究者たちはやらなかったのかも不思議だが、必死で舌を出し口を開けながらチビザルと向き合う研究者の姿を見てるとなんとなく分かるような気もする。
 まぁ見ることができる方は見ていただくとして、結局真似をする能力というのは長く持ち続ける方がよりサルからより遠ざかっているということなのだろうか。
 
 ということで真似する能力をどれほど持ち続けているかここで確かめてみたが、たちまちに挫折してしまった。(左に合わせて右の太鼓をクリックだけ)

ネタ元
Proved: Monkey see, monkey do

“サル真似” への2件の返信

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