グーテンベルク

メモを新規に投稿しようとしたら突然更新ができなくなった。ググってみるとをWordPressのエディターに問題があるようだ。
なんでも新しいバージョンではGutenbergという新しいエディターが起動しているらしく、前の”classic”に戻せば解決するという。
ふむふむ、なんのこっちゃ、と訳の分からないまま、調べた”classic editor”をインストールしてみると、あら不思議、更新可能になった。

ところでGutenberg(グーテンベルク)というと人類の三大発明といわれる、車輪、火薬と、いや羅針盤、火薬、だったか、いやいや紙、火薬だったような気もするが、まぁ、とにかく残りのひとつに間違いなく入っている活版印刷を発明した人だ。

幼い頃、このオヤジの実家が商売をやっていたせいか、家には小型の活版印刷機があった。学校の机ほどの広さのスペースに鉛製のいろんな文字の凸板活字を入れ、それを移動式のアームでつまみ上げては、横にある組版スペースに加えていく、そしてできあがった組版に塗料を塗って紙を当て、そしてぐいっと押しつければ、コピーができる。それを繰り返せば大量印刷が可能になるわけだ。
凸版印刷とはこうした作業のことと理解しているが、もし違っていれば、組版を作ってこのサイトの誤謬をチラシで配っていただきたいが。まぁだいたいこんなメモで間違っていないと思う。

だとすれば、結構な発明であることは間違いないが、なぜこのネットの時代に活版印刷がネックとなるこうしたネーミングが必要なのだろうか。

まだバグがありネットで調べてもあまり評判がよくないエディターのようだが、とてつもないイノベーションを内に秘めているものなのだろうか、はたまたWordPress社にダジャレ好きなスタッフがいて、WordPressだから活版印刷のように文字をPressすることに掛けたものなのなのだろうか。

よく分からないが、活版でもなんでもいい。お願いしたいのは、鉄板のような堅牢なエディタです。