ウェブデザイン

 これでもサイトのデザインには気を使っている。どれだけ気を使っているか、画面の横の線はほぼ水平で、縦の線はほぼ垂直になっているのを見ただけでもお分かり頂けるに違いない。これだけ気を使っているのだから当然行列のできる「院長室」になるはずなのだが現実は違う。きっと訪れてはみたものの行で並んでいいのか、列でならんでいいのか迷っている訪問者が多いのだとにらんでいる。


 それはさておき、まだまだデザインには気を配る必要があるという記事があった。なにせ50ミリセカンドつまり20分の1秒という短い時間でサイトの印象が左右されるということがカナダの研究者たちの実験で明らかになったのだ。
 あらかじめ見やすいかなじみにくいかの評価を受けたサイトの映像をボランティアたちは一瞬見せられた。どれほど一瞬かというと、通常のテレビ画面のシングルフレームとほぼ同じ長さで、50ミリセカンドという短さだ。そして段階評価でそのサイトに対しどういう印象を持ったかを評価させられた。
 するとボランティアたちの評価は前もって評価したものとよく一致していたというのだ。
 ネタ元の表現に商売っ気を付く加えた意訳をすると、ロンドンのウェブデザイン代理店のスタッフは「典型的な商業サイトでは、その訪問者達の60%がGoogleなどのサーチ・エンジンからやってきてるんだよね。だからチラ見されてからもう少しそこのサイトを見て回るか、すぐにGoogleに戻っていくのかは、結構重要なんだよな。わたしのとこ選ばない?」ってなことをおっしゃっている。
 そもそも好印象を与えるサイトデザインとはどういったものか。
 恐らく一目で見渡せる画像の量だろう、というのがその代理店スタッフの意見だ。ごちゃごちゃと載せるのは制限しなくてはならないらしい。「だってそんなのページの情報を提供するのと関係ないじゃん」
「だから今では多くの商業サイトはかなりルールに従っているんだよ。例えば西洋人はまずページの左上の角を見る傾向を持っているので、そこに会社のロゴが置いてあるし、また、ほとんどのユーザーたちは右上の位置に検索機能があると思っているんだよね」
「もちろん、もう一つ鉄則はサイトがすばやくロードされることだよ。じゃないと第一印象を得るだけの時間、待ってくれないかもしれないからね」 
 訳に自信のないところは口語調でごまかしているが、まぁおおよそこんなことがネタ元に書いてある。読み返してみるとスタッフの言葉のほとんどが口語調になっていることに気づいたが、あまり気にしないで欲しい。
 まぁいろいろ書いてあるが、要は訪問者はパッと見で判断してるのでレイアウトもそれを考慮しなさいよといった、サイトを持ったものなら何度もいわれてきたことがあるはずの内容が焼き直しされているだけのような気もする。
院長  「ここのサイトはパッと見、あまり画像を用いてない」
スタッフ「だから?」
院長  「やはりどう行列していいのか分からない訪問者が多いんじゃないのかと」
スタッフ「くねくね迷い込んできて、ご機嫌斜めで出ていく訪問者が多いんじゃないですか」
院長  「…そうね」

ネタ元
Web users judge sites in the blink of an eye

“ウェブデザイン” への3件の返信

  1. 院長、お久しぶりでございます。
    そしてふと妙案が浮かんだのでありますが、
    院長の健康ランドの入り口とか本当の院長室
    の写真を一番上に載せるのはどうでしょうか?
    ご夫婦の仲の良いお写真でもOKです。

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