漢字カウンター

 数ヶ月前にサイトの訪問数を表示するカウンターをはずした。時代の流れにそって取り付けてはいたが、よく考えるとその意味が分からなくなったからだ。
 だが、また設置してみることにする。ひょんなことで漢字カウンターのソースがあることを知った。それを黒板に表示できればおもしろいのではないかという思いがわいてきた。


 ただし漢字カウンターといってもいろいろだ。たとえば”1923”を”一九二三”という具合に表しているサイトもある。それはそれで管理者の意図があるのだろうが、ただ思うのは漢字の表意文字という特徴を台無しにしているのではないだろうか。
 漢字では一桁上がるごとにそれに応じて文字が用意されている。一の桁が繰り上がれば十、それが繰り上がれば百、それが上がれば千。それは読み手にとって桁を数える作業を省いてくれるだけではなく、数字の読み間違いをも最小限に防いでくれているのだ。
 院長の月の小遣いが30000円だとメモすれば多くの人は0を数えなおし、きっとほとんどの人が0が少ないと哀れみを感じてくれるだろう。0が多いと感じる人もカミさんを初め何人かはいるだろうが、そうした人は地獄に落ちることを忘れないでほしい。
 ただ地獄に落ちる人も慈悲にあふれた心を持った人も、とにかく30000という数字を読むときに数えなければならないのだ。
 だが院長の月の小遣いは3万円とメモすれば、もうほとんど疑問の余地がないだろう。
 そうした表意文字の特徴を活かすことのできるカウンターがあった。
 以前使っていたカウンターとその漢字カウンターとを、いつものようによく分からないまま結合させてなんとか動くようにしてみた。
 下の黒板の隅にリンクさせている。案外、味のあるカウンターに仕上がっているのではないだろうか。
 せっかくだからこのカウンターに名前を付けておきたい。



ソース元
漢數字アクセス・カウンタ

黒板左下の棒人形にリンクさせています。

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