ネットの世界で、トラックバックという用語がある。これを知らない人は、残念ながらインターネットなどしない方がいい。もちろんネットは免許制なんかじゃなく、やろうと思えばやれるわけだけど、それでもしない方がいい。それは免許云々以前の問題なのだ。
ちょうど、トラックの前しか見たことがない人が免許を取ろうとするようなものだ。トラックの後ろを知らない人が、いくら運転技術がすぐれようとも、うまく運転ができるはずもない。その馬鹿ばかしいさは、容易に想像できる。
その馬鹿馬鹿しさに昨日まで気づいてなかった。人生と同じく、ネットの世界でも前進に限らず、右折左折、一時停止、駐車、クラッシュを繰り返してきた。
ただ一つ違うのは、数え切れないほどの人生でのバックとは裏腹に、このネット社会では、バックをしたことがないのだ。
ということで、トラックバックを説明してみよう。参考として、まずここら辺りに目を通して頂こうかと。次にここら辺りをぜひ見てもらいたい。
きっと、ようするにお手上げだということが理解していただけるはずだ。
そうはいっても、少しぐらいの理解はできたので、披露してみようかと。商店街のくじ引きで、当たらないでも、ティシュをもらったときの喜びを思い出しながら、聞いて欲しい。
クリックすると、いろんなHPに飛ぶことができるのを、”リンク”するというんだけど、このトラックバックというのは、反対で、どうも、逆リンクすることを意味するみたいなのね。リンクされているサイトの方は分からないから、大きな声で、ここからリンクしてるぞって叫んでいるようなものかと。「おーい、ここへ戻ってきて」ってなカンジ?
まぁそれ以上の理解は、今後の課題ということで。
院長 「そもそも名前自体、なんだか分かりにくいよね」
スタッフ「というと?」
院長 「track ってのは 線 とかの意味があるんだろうけど、すぐには連想しないよね」
スタッフ「で?」
院長 「つまりは、その線を逆にたどるってことみたいなのね」
スタッフ「ふむふむ」
院長 「track って概念を残しておきたいならそれでもいいから、もう少し分かりやすい言葉が欲しい」
スタッフ「たとえば?」
院長 「セーン、カムバック とか」
スタッフ「院長の場合、理解以前の問題がありますね」