美男美女

lady
 自分ではオダギリジョーに似ていないと思う。だが、周囲のものは誰一人として似ていないとはいわないから、ひょっとするとオダギリジョーに似てるのかもしれない。
 とはいえ仮にそうしたイケメンだとしても、そう得はしないものだと心得ている。外見を大いに左右する床屋でさえ、イケメン割引なんか聞いたこともない。おかげで、”ひげ剃り100円なり”を、いつも「剃らなくて結構」と拒んでは、なんとか自主割引を得ているのが現実だ。
 まぁ人生そんなもんだろう。で、今日は、妻夫木聡にも似てないとなぜ周囲のものが指摘してくれないのか、考えをめぐらしながらネットを見てると、とんでもない記事に出会った。
 ロスの州立銀行の分析では、格好良くみえる人は、普通の人より給与でも昇進の面でも、より優遇されているというのだ。かいつまんで、紹介してみよう。


 以前、”見た目”の調査というのをやったらしい。そこで得られた、いわば”美男美女”の評価と賃金に格差があるかどうかを調べた。すると、身長が高く、痩せていて、魅力的なことは、多く給料をもらうのに役に立っている、ということが分かったのだ。
 つまり体重を見ると、女性で肥満の人は、そうじゃない人に比べて賃金が17%少なかった。身長も同じような結果が出ている。
 ある研究では、16歳のときの身長と、その後成人してからの賃金を比較すると、1インチにつき、2.6%高くなっているという。。
 また別の研究者の分析では、平均以下の人の給料は、平均的な外見の人より9%少ないということが明らかになっている。その報告者は、こういっている。「これは単純に9%のペナルティだ」。また美人は5%のプレミアがあったということも、同じ報告にある。
 さらに、これも他の報告だが、会社トップの身長は、平均より3インチ高いという。アメリカ人男性の標準身長は、5フィート9インチだが、CEOの3分の1は6フィート2インチだった。
 見た目のいい人は、それを維持しようと頑張っていて、それがこんな結果に繋がっているのかも知れない。
ってなのが記事の内容。
 さて、ここまでメモを追って頂けた人たちは、怒りを覚えるサイドと、ほくそ笑むサイドにきっと分かれていることだろう。
 オダギリにも妻夫木にも似てないといわれない院長としては、怒りを感じるサイドだ。勘違いしないで欲しいが、これはあくまで義憤である。なんで不美男、不美女というだけで、差別されなくてはいけないのか。その理不尽さに怒りを感じるのだ。
 オダギリにも妻夫木にも似てないといわれない院長のサイドは、もちろんオダギリや妻夫木に似ているといわれる人と同じサイドだ。
 でも世の中、そんな人はそういるもんじゃない。弱きを助け強きを挫く、だ。だから敢えてオダギリたちとは違うサイドに立つ覚悟はできている。オダギリたちのサイドに立つと、オダギリにも妻夫木にも似てないといわれるような絶望感などとは全く関係なく、これは人としての道だと信じている。

ネタ元
Analysis: Good Looks May Mean Better Pay 7 April 2005

“美男美女” への4件の返信

  1. 調査対象が水商売なら、劇的格差があったでしょうw

  2. 性格の違いが大きく出ているようですね。(痩せてすらっとした)積極的な人と、(ちびでぶの)引っ込み思案な人の。
    王様は背も低いし、痩せてもいないけど、性格はどちらかというと前向きだと思う。給料もそれなり(上を見ればきりがない)だと思いたい。

  3. 自分の容姿に自信があると積極的になるし、自信がないと消極的になるでしょう?

  4. 実習中は やはり年令や容姿、性別で不公平さを感じました(U_U;)
    でも みんな年をとるんだし容姿も変わる、 順送りだなぁーと思ってました。
    今 おじさん、おばさん呼ばわりしてる若い子も じきにおばさんになるのよ~って。見た目も大事だけど それだけに頼ってると 年とってから 自分が思ってきた以上に辛くなるんじゃないかなぁーと思いました。
    若いだけで 許されてた時代が終わって 若い頃にちゃんとした目標を持つ事の大切さを実感してます。将来モデルとかで身を立てて行くなら話は別だと思うけど…
    美人は得だろうけどね(ー”‐)

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