母の日



 中国は変わろうとしている。国外の文化を受け入れようとしているのだ。
 国営のデズ似ランドが海外の批判を受けて自粛したのがその一例だ。そうした流れの一環だろう、母の日にも様々なイベントが行われているようだ。 


 写真を見て欲しい。母の日にちなんで長沙市のある病院がショッピングモールの壁を借りて映像を流しているものだ。
 血まみれの赤ん坊は生まれたばかりだ。この子は帝王切開で取り上げられている。その一部始終の8分間の映像が3回、この大スクリーンに映し出されたという。
 これを企画した病院関係者はこう語る。
「母の日に特別なことをやりたくてね。帝王切開をやってるとこを見てもらうことで、一つは将来母親になる女性の不安を取り除くことができると思うんだ。それと同時にいかに母親は偉大なのかってことがみんなに分かってもらえると思うんだよ」
 もちろん街の人の反応は様々だ。ある人は母の日にふさわしいと語り、ある人はショッキングな映像だったと答えている。そのなかのある大学生は「あの血はあんまりだわ」とのコメントを新聞に寄せている。
 こんなことがネタ元で述べられているのだが、さてさてこの事態をどう評価したものだろうか。



ネタ元
C-section birth on giant screen

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