情報省

 今日のイラク戦争、なんだか不思議な光景が起こっているみたい。米軍がバクダッドの中心部に入ってやりたい放題しているのに、イラクの情報省のサラフとかいうお偉いさんは、しきりに市街は落ち着いていると強調する。それどころか米軍は、市街戦で全滅したとまでいう。


 全世界に配布される映像からすると、どうもそのサラフさんのいうことは嘘のよう。まぁサラフさんにもいろいろ事情があるんだろうし、職務を全うされているんだとは思うんだけど、戦争が長引けば長引くほど、人的被害が広がっていることは事実。
 きっとイラクも米も、それぞれの責任者は人の命なんてのはどうでもいいと思ってるんだろうなぁ。いまは米軍が、いっぱい武器持ってっから強気だけど、逆の立場だったら、最後までとはいわないけど、うだらうだらと他人の命を犠牲にしながら、ホワイトハウスの方々も生きながらえることを考えることになるんだと思うよ。
 だって負けたら、その方々結構きびしい結末しかないものね。
 でも、サラフさんも、もうそろそろ現実を見た方がいいような気がする。
 ひょとしたら、親分さんと連絡が取れないのかもしれないなぁ。それにサラフさんの回りには、情報省を代表する人に意見できる人なんて、いないのかもしれないね。
 情報省として、譲歩、シヨウ。
 せめてこんな風にいってくれる人がいれば、IRAQ BODY COUNT(院長室のページを見てね)の数字が増える事態は終わるんじゃなかろうか。

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