ライフログ

「ライフログ」というプロジェクトがアメリカで進行しているという。どこに行ったか、なにを食べたか、「心臓の鼓動から旅行、ネット上のチャットにまで至る個人の全てを記録」して、そこからそれぞれの行動の関連性を導き出そうという研究らしいが、上っ面を読んでもよく理解できない。


 ただここらあたりのサイトを見ると、なんとなく想像できないこともない。
「15分ダイアリー(現在はtime frame diaryと呼んでいる)法を考えて同じようなことをやってきた。これは生活者の実態を把握するために、15分刻みで、どこで何をしていたかをA4の用紙に手書きで記入していただく、というものだ。10人近くのインフォーマントの方々に一日24時間、一週間連続して記録をしていただいた。そのときに特に焦点にしたのは、情報機器の利用ということで、人々はどのようなきっかけで情報機器にアクセスし、どのようなきっかけでそれから離れるのか、またそれは何のためにアクセスするのか、といったことを調べることが目的だった」
 もともとは人工知能の研究のなかででてきた発想みたいで、つまりはいろんな人間の行動のなかにパターン化できるものがないかどうかを調べるというものじゃないかと。
 でも時の為政者が乗り出してくるとなると、プライバシーの侵害というか、個人のすべてが監視されていくようで、なんとなく不気味な様相を帯びてくる。
 まぁそれはさておき、この個人の行動記録というのは、一日という短期のものじゃないとだめなのかしら。というのは、web上には日記がごろごろしてると思うのね。だから長期的な情報というのは利用できないのかしらね。
院長  「だとしたら、ここのメモは使えるね」
スタッフ「どうしてですか?」
院長  「メモ、くだらないと思ってるでしょ」
スタッフ「はい」
院長  「HPの付録だと思ってるでしょ」
スタッフ「はい」
院長  「つまり、くだらライ、フログ」
スタッフ「……院長は絶対、監視されないですね」

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