最近、少しビロウなメモが多いような気もするけど、めげずに今日も。
男の間で、便座に座ってオシッコする人が増えているとのこと。
３年前、ＴＯＴＯが主婦千人を対象に行った調査では、夫や息子が「座ってする」のは約１５％だったという。また昨年のＴＯＴＯの別の調査では、小学生約１０００人中、約３割が自宅では座ってするようなのね。
主に便器が汚れるのが、立位から座位への変更理由みたいで、座りタイプのトイレが普及してるってことなんだろうけど、逆にいえば汚れてもいいときは、立ってするのに、なんらの支障もないってことだよね。
実はこのこと、女性にもいえるんじゃなかろうかと。
ボクが小学校のときの男子トイレは、壁に沿って溝が一本掘られているだけのもので、壁方向にさえ向いていればオシッコをどこに飛ばしてもＯＫという、人知を結集した構造だったのね。で、あるとき、知らないオバサンが、服をまくり上げお尻を壁に向けて用を済ましておられるのを目撃したことがある。
さっそくクラスに戻って悪友たちに報告し、その奇妙な格好と行動に大笑いをした記憶があるんだけど、そのオバサンは、きっとごく自然にオシッコをされていたんだじゃなかろうか。別に汚れるわけでもないしね。
もう一つ。それからン十年経った、ここ直方でクリニックを始めたころのこと。ランニングしていると、田んぼの横に立っている電柱にお尻を向けて、あのときの女性と同じ格好で用を足されているおばあさんに出会ったことがある。
電柱というのは、汚れてもいいという意味でも、目標があるという意味でも。壁のあるトイレより、より合理的な場所。最初に目撃したオバサンより、ずっと気楽にされていたんじゃなかろうか。
たった二回しか目撃してないけど、女性でも周囲が汚れていいのであれば、立ったままオシッコをされるようなの。
でもね、よーく考えると、やはり田んぼが多い田舎ならではの出来事だったような気もする。
スタッフ「それって、直方が未開だってことじゃないですか」
院長 「いわんとすることは分かるけど、未開ってことはないでしょ」
スタッフ「じゃあ、少しおくれてるってこと？」
院長 「おくれてるとこはいっぱいあるけど、立って済ましてる女性ってなかなか見ないよなぁ」
スタッフ「じゃあ、なんていえばいいんですか」
院長 「立ちおくれているとか」