親ガチャ

最大野党と自民党の党首が決まり、日本の政治の方向性にいつにも増して興味が沸いている。
見た目にも横綱級の今の二人であればがっぷり四つに構えて闘って欲しく、正直どちらにもエールを送りたいのだが、ひとつ野田佳彦さんの言葉に引っかかるものがあったのでメモする。

ガチャ、という言葉だ。彼は”親ガチャの今の世相を非難し、日本国民がこの国に生まれてよかったと思うような国ガチャの国を作りたい”という。

ガチャとは、拳大ほどのたくさんの玉が入った箱のハンドルを”ガチャ”と回し、出てくる玉をひとつゲットできる遊具である。
玉を割ると、”あたり”の内容は個々に異なるが、とにかく”あたり”か”はずれ”がなかに入っている。

つまり親が”当たり”であれば、ガチャから出てくる玉も当たりというこの世の中の不平等さを野田佳彦さんは非難しているわけだ。

その意見に大いに賛同するのだが、よく考えているとひとつ疑問がわいてきた。

なぜ、”国ガチャ”は許されるのだろう。
国ガチャが問題なければ、親ガチャも問題ないではないのだろうか。

さらに詳しくメモでしたいのだが、300ページほどになりそうで、かつメモしたところで誰も読んでくれず、かつ最初の1ページぐらいでずっと寝てしまいそうなのでやめにする。

ただ石破茂さんの政治家親ガチャ家系を容認しているわけではないことだけはメモしておきたい。