血液型

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 ほとんど日本だけでやられている血液型占いについて、海外の科学系サイトが取り上げている。せっかくだから下に訳したものをリンクしている。
 たわいもない占いなら、笑って聞き流すことができる。でも血液型占いは少し事態が違う。ときには差別にもつながることが起こっているのだ。
 記事はそういう視点に立ったもので、別に目新しいものではないのだが、この血液占いの原型がナチスから取り入れられたということは知らなかった。そのくだりはこうだ。


「血液型が発見されたのは1901年で、それは医学の歴史では大いなる進歩の一つである。しかしその躍進はナチスによってゆがめられた。ドイツ人はほとんどがA型かO型で、ユダヤ人、アジア人などB型の比率が多い民族よりも優秀だと宣言したのだ。
この理論は1927年のある心理学者の報告によって日本に届いている。そして時の軍事政府がよりよい兵士を造るための研究に使用した」
 オダギリジョーとは血液型は似てないのね、といわれても驚かないのに、この事実は意外だ。
 そもそも外見にしろ人の血液型にしろ、ある事柄でもって人というのを一つの範疇に入れるのは無理があるのだ。
 血液型というのは、血球表面のタンパク質の違いに過ぎないのだが、それをもって性格に差があるというなら、同じタンパク質の違いである肌の色違いでも差があるのは当然だろう。
 でも黒人や白人や黄色人種のそれぞれの人種の性格の違いについて聞いたことがない。
 白人の特徴としては、いわゆる“石橋をたたいて渡る”タイプです。黒人は、ゆったりとした心の持ち主で明朗な性格です。黄色人種は自分の目標をしっかりと持っていて、絶えずそれに向かって前進しようと努力をします、などという文章があったら、不思議な感じがしないだろうか。
 それでも血液型を信じる人とは、もう議論の余地がないだろう。勝手にそう信じてもらうしかない。
 性格判断をするときついでに腕を前に高く突き出して、こういったら、その信念はますます強固なものになるだろう。
 あなたはこれこれのカテゴリーに”入ル、人だぁ”

ネタ元 Myth About Japan Blood Types Under Attack
ヘタ訳
参照メモ 血液型(ちなみに血液型判断についての反論サイトはごまんとあるようです)

“血液型” への2件の返信

  1. 初めての人とかに 話題のない時は、血液型は な~に?っち聞くナリ(*^_^*)

  2. 仲間内ではAB型とささやかれてはいますが全くの不明です。
    本人はいつも「がた型」と答えるんですがね。

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