子供というのは真似をしたがるものだ。先日もそうだ。田舎道をジョッグっていると前方に小学生たちが5,6人いた。
田舎の子供は猿と一緒だ。目と目が合えば付いてくる。長年の経験がそう叫んでいた。だがときすでに遅しだ。こちらに気づいた彼らは構えている。そして子供たちを追い抜くと後ろからついてくるのだ。それもイッチ、ニ、イッチ、二のかけ声付きだ。
だが、おやじとはいえ日頃鍛えている足だ。付いてこれるわけがない。おやじにあこがれても四十年早い。案の定数十秒も経たずに足音は遠のいていった。
たわいもない真似事だったのだろう。だがタバコとお酒については真似事も黙って見過ごすわけにはいかないようだ。
米国での研究だ。120人の2才から6才の子供に”買い物ごっこ”をしてもらう。”ごっこ屋”の店頭には70種近くの品物が置いてある。もちろんタバコとお酒もだ。
子供に自由に”買わせる”と40人がタバコを、70人がアルコールを”買った”。
タバコを買った子供のうち30人の子供の親はタバコを吸っており、アルコールを選んだ子供のうち、50人の親が月に一回はお酒を飲んでいた。(数字はネタ元の数からおおよそを換算したもの)
なかには自分が好きなシリアルの商品名は知らなくても、タバコの銘柄は知っている子もいた。
タバコやお酒を手にした子達がその後、そうした習慣を身につけていくのかどうかは分からないが、タバコやお酒の常習性に警告を鳴らすなら思春期だけじゃなくもっと低年齢からの啓蒙が必要だというのがネタ元の内容だ。
大人は子供の前では心して振る舞わなければならないのだ。
だがあのガキたちにはそうした配慮は必要なのだろうか。というのは、あの日走りながら振り返るとガキどもはこちらに舌を出してべーをしていたのだ。
ガキたちには院長の勇姿なぞ、猿が走り去っていくのと一緒に映ったに違いない。もちろんこちらは大人だ。冷静に前を見つめ直した。そしてあのクソガキの真似をしたい気持ちを抑えながら、冷静に走り続けた。
ネタ元
Preschoolers Imitate Parent’s Bad Habits
そういえばはるか昔に「チョコレートタバコ」がはやりましたよね
夏の暑い日はよく溶けて・・
たまにはブログ内も走ってくださいませ~
なべさんとこをはじめ、ちゃんとブログ内も走ってます。
おかしいな・・足跡が残ってないっす
そうか、oyajiゴーストですね!
それも落語が出来る