年末ジャンボクジが12月から発売されている。毎年買ってるんだけど、300円以上は当たったことがない。でも、きっといつかくる貧乏生活からの脱却を夢見て買い続けているのね。
買い求める場所は福岡のY駅前の発売所。そこからは毎年一等賞や二等賞が出てるから、当たらないところで買うよりもなんとなく気分がいいような気がして。
今年も12月の始めに買いに行ったんだけど、そのときのこと。
発売所のすぐ横の方の路上で、唐津の神社の臨時販売所があった。マスコミなんかでもときどき取り上げられる、宝クジが当たるということで名を知られてる神社なんだけど、なにやらお札(フダ)やらそれに入れておくと神様が舞い降りてくる感じの袋やらの開運グッズが売られてる。
でも、ちょっと待ってね。
神社まで足を運んだ人は、運を勝ち取ろうとしたから神様の覚えもよく、宝クジも当たろうというのも納得いくけど、でも神様の方から販売したら、なんとなく違和感があるんだけど。
だって、あなたにも君にもって神様が運をバラまくと、結局それぞれの人の当たる確率が低くなるからね。
院長 「やっぱ神社にお参りに来る人には、御利益が厚いんですか」
神様 「そりゃそうですね。なるべく宝クジが当たるように気を使ってます」
院長 「路上でグッズ買っても、御利益は一緒ですか」
神様 「宝クジというよりも、どちらかというと、たかがクジというスタンスです」