医療機関のタバコの分煙状況を厚生労働省が調べるという。
とうとうお上が動き出した。少し遅いんじゃないかという気がしないでもないけど、その絶大なる権力でタバコの副流煙の実態を明らかにしてほしい。
ついでに、田舎の弱小クリニックの患者も増やして欲しい。
でもこのタバコについてはどうしても拭えない疑問がある。
その害は明らかなのに、なんでその絶大なる権力でタバコ撲滅へ向けて動かないのだろう。
税収の減少が問題なら院長への税金を増やしてもいい。それで世の人々の健康が促進されるなら、1万や2万ぐらいの大枚を投げ出す覚悟はある。
だいたい”喫煙者”という呼び方自体、問題があることにお役人は気づいてるのだろうか。
タバコを止められない人は、間違いなくニコチン中毒者なのに、なぜ”喫煙者”と呼ばれるのか。
クリニックの掃除もしなくてはならないのに、なぜ”院長”と呼ばれるのか、ということ以上に不思議でならない。
ニコチン中毒者はニコチン中毒者なのだ。
ファミレスでも、「タバコはお吸いになりますか」ではなく、「ニコチン中毒者でございますか」が正確な表現のはずだ。
「歩きタバコはやめましょう」は、「歩行中中毒中止」で、「体中に染みついたニコチンの臭いはなかなか取れない」は、「体中中中中毒臭中止せず」だ。
強大な権力をもっている厚生労働省は、ぜひこの呼び名の普及もやって欲しい。ついでに田舎の弱小クリニックの患者を増やすことも忘れないでやって欲しい。
スタッフ「少し言葉がきつすぎませんか」
院長 「百害だけのタバコをやめさせるためには、仕方ないこと」
スタッフ「そうはいっても、やっぱりきつかと」
院長 「中毒は中毒」
スタッフ「そうとう頭が固いんですね」
院長 「そう、カチンニコチン」
5年位前に、私の事務所で続けざまに8人のお客さん
がタバコを吸いました。私はその匂いに負けて、気持ち悪いやら吐き気がするやら大変な目に遭ったことが
あります。私の事務所では灰皿は隠して出しません。
「ニコチン中毒者」の呼び名賛成に米百票。
米百票→米百表です。
じゃないんですね。せっかく一年分ゲットかと思ったんですけど。