三菱自動車の全車種がリコールの対象になっているみたい。
これまで黙っていて、人の命まで奪う事態もいたってしまったからには、経営陣の責任は重大だよね。
そもそもこの三菱ブランド、知ってる限りでは坂本竜馬が作った海援隊に参加していた岩崎弥太郎が築き上げたもの。当時、世界に目を向けていた竜馬のもとで、弥太郎さん、商売のノウハウを学んだんだよね。
そんなスケールの大きな視点とは違って、車の欠陥を隠すなんてのは、小さいといえば小さい。
ましてや欠陥を指摘されたユーザーには、新車と交換することでだんまりをお願いしようなんて根性は、あまりにも小商人の発想じゃなかろうか。
世界に目をむけるような企業なら、大きな事故につながるどんな小さな芽も、ひとつひとつ拾い上げていかなくてはいけないはず。
これじゃ、芽つぶし自動車、だね。