若造のとき、すなわち今より人生に迷っていなかったとき、本当に自分は人生を迷っているのか迷っていた。
そしていつの間にか、迷える子羊は迷える大羊になってしまった。
なにが原因だったのだろうか、迷っている。
だが科学者は違う。迷える子羊は本当に迷えるのか、迷った科学者は迷わず実験を開始した。
迷える羊を18m×8mの大きさの迷路に入れ、反対側の出口あたりに仲間の羊たちを遊ばせておく。羊には群れる習性がありそれを利用したものだ。
迷路を出るまで1日目では90分かかったところが、3日目では間違いが少なくなり60分になった。さらに6週間後に試してみると30分にまで短縮できた。
つまり羊はかなりの学習能力があることが分かったのだ。
ただしみんながみんな迷わず学習するというわけじゃない。本当の迷える羊もいる。ということで、かしこそうな羊を選んでいろいろと学習させればなにかと便利かも知れない。
たとえば自動体重計に乗せるときだ。この測定用のバーに乗るときは羊は迷うらしい。これをリーダー役の羊にまず学習させれば、あとに続く迷える羊も迷わずについていくかもしれない、ってなことがネタ元に述べられている。
そうしたリーダーに会えなかったから、迷える大羊になったのだろうか。
いや違う。迷いながらもまじめに生きてきたのだ。リーダーがいようといまいと迷うはずはない。
いつもマァ酔いながら、まじめに人生を迷ってきたのだ。
一体なにが原因なのだ。
随分考えた。迷路で迷う羊たちと同じぐらいの時間、迷ったがよく分からない。
迷いだから、マァ良いか…ってこうした態度のすべてが迷いの原因のような気がする。
迷える子羊ちゃんの方が母性本能をくすぐられてカワイイけどなぁ{/hiyo_eye/}まぁ、酔える子羊はスキじゃあないケド・・・{/hiyo_ang1/}
母性本能はくすぐるものなのかー。決してコチョコチョしたり、いたずらしたりするものではないのね。
もっと発揮するものデス{/hiyo_en1/}