犬インフルエンザ

dogflu
鳥インフルエンザが変異を起こし人類に猛威を振るうかも知れないことをメモしたことがある。事実東南アジアで鳥インフルエンザからの感染と思われる患者も出ているのだ。幸いにもその火は消し止められているが人類が大厄災の際にあるというのは事実のままだ。
 だというのにうちのアホ犬は無関心な態度きわまりない。自分のエサにだけしか関心を寄せないケダモノのような心を持ったやつだ。


 だがいつまでもそういう態度でいられるわけがない。災いはアホ犬にもきっともたらされるだろう。
 米国ではもうそれが始まっている。犬のインフルエンザだ。犬にもケンネルカフという犬の間で広がるインフルエンザがある。だが広まっているのはそのインフルエンザとは趣が異なる。
 というのは馬のインフルエンザだからだ。今まで馬にしか病気を起こさなかったのが、どういうわけか犬にも感染し始めたのだ。
 2005年の1月から5月までに米国の11州で2万頭の犬に広がっている。感染率は100%だ。20%は感染してもほとんど症状を示さず、残りの80%も微熱や咳、鼻水などですむ。だがなかには肺炎まで進行するものがあり、その致死率は5%から8%に達する。
 研究者によればヒトへの感染の恐れはないという。折しもハリケーンで疫病の広がりが懸念されるなか、そのことを改めて広報するとともに、症状がある犬の早めの獣医への受診を勧めている、というのがネタ元の内容だ。
 この勢いだといずれ日本にも入ってくるのは時間の問題だろう。アホ犬も少しは痛い目を見た方がいい。微熱や咳を出して苦めば、少しはヒトのことにも目を向けるようになるだろう。
 とはいえ重症化するのもかわいそうだ。
スタッフ「どうして見分けるんですかね」
院長  「首のとこを縦につまむ」
スタッフ「で?」
院長  「シワが三つできれば馬のインフルエンザ」
スタッフ「どうしてですか」
院長  「縦が三あるのが馬だ」
スタッフ「…」
院長  「タテガミ」
スタッフ「馬と鹿のインフルエンザ、移りました?」

どうか、やっかい事になりませんように。
ネタ元
New Dog Flu Spreads in U.S., But Death Rate Is Low

“犬インフルエンザ” への1件の返信

  1. 最近、絶好調?ここにも座布団!
    私は志ん朝師匠が好きでした。
    しかし、毎年インフルエンザに怯えつつ、看護婦さんに『注射怖かったら、手握ってようか?』と、苦笑されながら予防接種受けてます。
    お金出して、涙出して辛い。

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