ヒツジ

なぞなぞね。タレント中川翔子さんが口から出すものは?ほら、ぺっと出すやつ。
答えはしょこ痰。あ、簡単だった?じゃあヒツジが口から出すものは?


先を急ぐから答えるね。答えは、メェーたん、ガス。
ネタ元の記事によればこのメタンガス、二酸化炭素より17倍も環境を温める力があるという。そこにオーストラリアの科学者は目をつけた。というのはオーストラリアの温室効果ガス全排出量の12パーセントは農業から出ており、そのうち約70パーセントが反芻動物たちのゲップから出ているからだ。
とくにヒツジでは体内で作られたメタンガスは肛門からは出ずにほとんどが口から出される。ということで科学者たちはヒツジのゲップを測定できる特別なブーツを作り、いままでに200頭のヒツジのゲップを調べてみた。
すると半数は平均以上のメタンガスを出していることが分かり、半数は非常に少ない量しか出していなかった。実はメタン量を決める最大の要因は食事の量なのだが、それを考慮に入れても個体間で大きな差があることが判明したという。
こうした事実から遺伝的操作でローメタンヒツジを作れないかというのが科学者らの目論見のようだ。
でもちょっと疑問がある。
工場の配管から出るメタンガスを減らすのとは話が大きく異なる。相手はごく自然に暮らしているヒツジさんだ。メタンガスを多く出しているヒツジさんにも生きていく上でそれが必要ななんらかの理由があるのではないだろうか。
手を加えなければハイメタンヒツジになるだろう個体をローメタンヒツジにすると、なにか害が起こらないのだろうか。ヒツジの場合、メタンガスは肛門からは出ずにほとんどが口から出されると科学者たちはいっているが、本当にそのままなのか。
うーん、うまくいえないが、なんというか、そんな屁ェ害が気になるのである。

ネタ元
Australian scientists aim to reduce sheep burps

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