またまた再びもう一度、HY氏からのネタ。なんでも民間天気占いのことを「観天望気(かんてんぼうき)」というらしい。
たとえばツバメが低く飛ぶと雨が降るとかの類なんだけど、それについていろいろ述べてある本があり、その一部を教えていただいた(参照)。見ると当たる確率が70-80%もあり、先人の生活の知恵には驚かされてしまう。
で、ふと思ったこと。夏になればニョキニョキと空に上がる入道雲。小さい頃毎日のように見てた記憶があるんだけど、最近あまりお目に掛かることがなくなった気がする。あれ見て、もうじき夕立が来るなんて予想してたんだけどなぁ。
きっと道路が舗装され土が少なくなったせいじゃなかろうか。アスファルトじゃ水蒸気が立たないもんね。
こんなちっちゃなことも、地球温暖化なんてでかい気候の変動の一つの徴候かもしれない。地球温暖化が現在進行しているかどうかということについては、いろいろ議論があるようだけど、二酸化炭素の問題などこのまま放置していると温暖化へ向かっていくのは間違いなさそう。
科学者でエッセイストのアシモフさんがどこかで書いていたけど、氷河期というのは急に氷に覆われるのではなく、雪が解けるのが前年より少し遅くなったなぁってなカンジでゆっくりと進行していき、果てはいつまでも解けずに氷が残っている状態ができあがって、ハイ氷河期ってなことになるそうな。
もちろん地球規模で気象が狂ってくれば、観天望気の的中率は徐々に下がってくるに決まってる。そのうち50%近くになるなんてこともあるんじゃなかろうか。
くるくるホウキを回し、倒れた方向で天気を占うのと一緒の確率にね。
これじゃ、カイテンホウキだね。
もちろんそんなことにならないで欲しいよなぁ。