舌先現象(Tip-of-the-tongue state)という用語があるのをネタ元の記事で知った。ある言葉が喉元まで出かかっているけど思い出せない状態をいうらしい。一種のド忘れだろう。
ネタ元の研究では、舌先現象を起こした単語を自分でなんだかんだと思い出そうとするより、さっさと人に訊いたり調べたりした方がそれから先、またその単語で舌先現象に悩まされることが少なくなるということが述べられている。
どうも間違った思考回路を長く使うことは事態を悪化させるだけだということのようだ。
だが個人的経験ではちょっと違うような気がする。
ちなみに舌先現象に遭遇したとき、五十音を”ア”から順に頭のなかでゆっくり唱えていくようにしている。思い出したい言葉に含まれた”音”に来ると、不思議となんとなくその”音”が気になり出すのだ。そしてその”音”を頼りに思いつくままに言葉を並べていると、くだんの言葉にたどりつくことがある。
たとえば舌先現象に陥っている言葉が紅茶の”ダージリン”だとしよう。するとダ行、ラ行のどこかで引っかかるものがでてくる。ダ行のダジヅデドを唱えるうちにダーリンとかジカンなどという言葉が浮かび、あるいはラ行を唱えているとリンリンなどという言葉が浮かんでくる。そうこうしているうちにダージリンにたどり着くというわけだ。
実は昔読んだ本に書いてあったのを実践しているだけなのだが、この方法でだいたい7,8割の確率で思い出すことができている。
このことは取りも直さず間違った回路でも十分自己修復可能ということではないのだろうか。
ただ困ったことに年をとったせいか、どんどんこの舌先現象を起こす対象が増えている。そのうちいつも五十音を唱えている五十音先生と呼ばれる日がやってくるかもしれない。
きっとそのときには、今日メモした舌先現象という言葉すらも思い出すことができないだろう。含まれた”音”のなごりの記憶さえも消失しているからだ。
それでも真面目な院長は思い出そうと努力をすることだろう。
「一度メモしたことがあったけど、なんだったっけ?」
いくら考えても思い出せない。老いぼれた己の駄目な頭を嘆きつつも、それでも真面目な院長は努力を重ねる。
「そうだ。ア行から始めよう」
しかし頼りにすべき”音”をなくしてしまった院長はあてもなく五十音をたどることになる。
そしてダ行にさしかかったときだ。駄目な爺さん院長の頭はこんな風に誤作動するのだ。
…なんのこっちゃ
ネタ元
Why we don’t always learn from our mistakes
私も言葉が出てこないことがちょくちょくあるんですけどね~
こないだカミサンの名前間違えて書いた時にはさすがに
怒られましたね~。
書き間違えたんですか?
ごめんと謝っても舌先三寸現象と思われそうですね
しょうじのメモ帳のコメントへのお返事がいつも遅くてすいません^^;
なかなか見てないものでw
今後注意します。
てか最近院長のブログないっすねぇ
ちと寂しい。。。
そういえば zen cartにお金が絡まない使い方がないか?みたいなコメントいただいてましたけど、あれはどういう意味です?
あっ メールで返信してくださって結構ですよ。
それかケンネルズの掲示板までw
コメントに誘われ早速アップしてみました。寂しさ、まぎれましたでしょうか。