人生のコンパスをなくしてしまったものにはあまり興味の沸かない話題だが、地球のコンパスが狂い始めているという記事があった。
そもそもコンパスはなぜ動くのか。それは地球の磁力に動かされている。では磁力とはなにか?
説明しようと思ったがよく考えると知力がないものが磁力を理解できるわけはなく、ただコンパスを動かしている事実を受け入れるしかない。
その磁力の一端である北の極(pole)が移動しているという。この磁力の極、すなわち磁極というのはもともと落ち着がなくチョコチョコと動いている。数十万年に一度は北と南がひひっくり返るほどだ。
だが、ここ400年は比較的に落ち着いていた。夕刻ビールを手にする院長のように心静かだったのが、最近またそわそわしだしたというのだ。オレゴン州立大学の研究によると、ここ100年間で北の磁極はおよそ1000kmも移動しており、さらに移動の速度が上がるかもしれず、このまま行けばこの先50年間で現在カナダの北にある磁極はシベリアに動いてゆくかもしれないという。
ただ別に環境問題などと関連したことではなく、「通常北カナダとシベリアの間を行ったり来たりしているので、またカナダに向かって移動するんじゃなかろうか」というのは研究者の弁だ。
ということでことさらメモするような内容ではなかったのかもしれない。ただ気になったのはやはり磁力とはなにかということだ。
ネタ元では地球のコアにある液体化した鉄の移動が作り出すものだと、さりげなく書かれている。むずかしい箇所はさりげなく避けるこのメモのように触れてある。
いいだろう。では質問を変えよう。月にも磁力があるのだろうか。仮にあるとすればどの程度の速さで動いているのだろう。
スタッフ「ないんじゃないですか」
院長 「仮にあるとすればかなりの速度で動いていると思われる」
スタッフ「ないんじゃないですか」
院長 「一月単位で変わるほどの速さだ」
スタッフ「ないんじゃないんですか」
院長 「月極というぐらいだ」
スタッフ「そりゃないんじゃないですか」
「月極駐車場」を正しく読めるようになったのはいつ頃だったかなぁ。
ネタ元
Movement of Earth’s North Magnetic Pole Accelerating Rapidly