塀の中でも百科事典で学んでいる人がいる。かたやどう学んだら株でもうけるのか分からない人もいる。カミさんから聞かれても「ま、なんだ」と誤魔化すことが精一杯だ。これじゃ勝ち組には入れないのも仕方ない。もう少しいろんなことを学んでいたらまた違った人生があったかもしれない。
だがそもそも学ぶとは一体どういうことなのだろうか。マサチューセッツ工科大学の脳科学者たちがそれについてある事実を明らかにした。
海馬という記憶に関係する場所が脳にある。彼らはその働きをラットで見てみた。
ある直線上を往復するとラットにエサを与たえるようにしてある。もちろんラットはそんなことは知らずに前進後退をしながら線上を進み、そしてなんとか往復することになる。
なにがなんだか分からないけど、とにかくエサを与えられたラットは無心にそれを食べる。院長もビールを与えられるとラット以上に無心になれる。だが院長と違う点がひとつあった。ラットの海馬は盛んに活動していた。エサを食べくつろいでいるときにラットの海馬はエサにたどり着くまでの経験をたどっていたのだ。
ほんの瞬間的な活動なのだが、あたかも”ビデオを巻き戻すように”何度も繰り返しているという。初めて観察された事実でこうした活動が学習というものにつながっているかもしれないというのが、ネタ元の内容だ。
一夜漬けなんてのもあまり効果がないのも、こうしたくつろいだときの”巻き戻し”の時間がないからかもしれないとも述べられている。
そうだったのか、もう少し早くこの事実を知っていたら二日漬けなり三日漬けで人生を切り開けていたかも知れない。
院長 「今から人生のノウハウを学ぶのはダメだろうか」
スタッフ「だめです」
院長 「まだまだ巻き戻しはできると思う」
スタッフ「どうせ一緒です」
院長 「というと?」
スタッフ「どうせ”負け戻し”です」
院長 「…そうね」
ネタ元
Mind Rewind: Brains Run in Reverse
しラット、おもしろかったです☆☆
常に、巻き戻しすぎなのかな~~私。
トホホ。
あの「時計考」のように人生は巻き戻しが出来ないのです。
院長は毎日お体を鍛えているので新しい人生の記録帳
が手に入ると思いますよ~
※「負け戻し」・・流行語大賞には微妙かも
私はいつも、“負け惜しみ”の言い訳をしています。
ホカさん>
幼い頃まで巻き戻されたいですな。
なべさん>
このごろ、誠に体重計が恐くなりました。
ニッキさん>
言い訳の”負け惜しみ”をされてみてはどうでしょ。