サンフランシスコで開催されたCognitive Neuroscience Symposiumで発表されたお話。
モーツァルトのソナタを聴くといろいろ空間を認識する能力がよくなるという”モーツアルト効果”というものが1990年代にNatureという雑誌に報告されていたそうな。その理由ははっきりしなかった。
今回モーツァルトを聴かせたラットの脳を調べると、海馬のBDNF(神経を成長させるものの1つ)、CREB(記憶に関わるもの)、synapsin I(シナプスを成長させるもの)が上昇していたという。なんのことかピンとこないけど、どうも神経回路が新しくできたせいらしい。
この研究が進むと、ひょっとするとアルツハイマー病などの治療に結びつくかもというから期待したいものだよね。
でもね、このモーツアルト効果って、クラッシック全体にあるんじゃなかろうか。
スタッフ「というと?」
院長 「交響曲なんか聴きに行くと、音が途切れたとき演奏が終わったのか曲の間なのか分からないことがある」
スタッフ「で?」
院長 「周囲の拍手する人につられて拍手することも」
スタッフ「で?」
院長 「ほかの人はしてないから間違ってると気づいても、バツが悪いからそのまま拍手し続けるのよね」
スタッフ「このまま、”モウつられとこうか”って思うわけね」
まぁこんな風に周囲の空間に神経をとがらせてれば、終わりを感知する能力もアップするんじゃないかと思うわけで。
かってにTBさせて頂ました。
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