こんなときがいずれやってくることは覚悟していた。税金と一緒で、嫌なことは必ずやってくるのだ。
ことのきっかけはマイナスイオンについてスタッフから質問されたことにある。
いわく「ちまたでいうマイナスイオン効果は、健康にいいんですか」。
あらかじめ断って置くけど、マイナスイオンになんらの利害関係はない。マイナスイオンを発生する聴診器も耳に当ててないし、マイナスイオンを出すカルテも使ってない。
ただ健康産業に従事するものとしては、なんらかのコメントを持たねばならないという思いがある。ビール産業に従事してなくても、ビールの健康に与える影響は知っているぐらいだから、なおさらだ。
だが話が込み入っているのだ。ネットで調べると、マイナスイオンの効果に疑問を呈するこんな大きなサイトや、健康にいいというこんなサイトがあり、興味のある方は見ていただければいいんだけど、いずれにしても、科学的知識を多少なりとも必要とする部分がある。
でもね、理解できる範囲では、明らかに”効果がない”方に軍配が上がっているんじゃなかろうかと。目を通す限りの医学書、医学雑誌にはマイナスイオンを用いた治療など、どこにも記載されていないことも、この判断の援軍になっている。
ただ、どうしてそうなのかというのを説明するのは、結構やっかいなことで、その事情をスタッフに伝えると、怪訝そうな顔つきをされるのね。
スタッフ「やっぱ、理解してないんでしょ?」
院長 「違う」
スタッフ「じゃあ、そもそもイオンってなんですか?」
院長 「電気的エネルギーの一つの状態じゃないかと」
スタッフ「部屋にもあるんですか」
院長 「ある」
スタッフ「いつ出てるんですか」
院長 「電灯をつけたときなんか」
スタッフ「ほんとですか」
院長 「スイッチイオン…だろ?」
スタッフ「やっぱ、分かってないんじゃないですか?」
院長 「いつかゆっくりイオンかと」
ちょっと話が変わるけど、数年前のこと、アルカリイオン水が体内に留置してある管の洗浄にいい効果があるとのデータが、ある医学雑誌に出たことがある。細菌がつきにくいという結果だったんだけど、すぐさま、大規模な追試験が行われ、数ヶ月しないうちに効果がないという反論が出され、以降アルカリイオン水の話はみかけてない。
マイナスイオンもアルカリ水も、健康被害を出してないから、まぁお金に余裕ががあればどうぞっていう立場もあるかもしんないけど、健康に関しては効果はないことだけは、やっぱり確かなようで。
ここで一句
「マイナスで 得をするのは ジャスコだけ」
なんとかならないんでしょうかねぇ。
マイナスイオンはあると思いますよぉ。毎日愛する方から『きれいだよ』とか石田純一のようなくさい言葉をもらっててそこからマイナスイオンがでているようでお肌もつるつるですよ☆プラスαとしてたくさんのKISSも必要ですけど・・・{/kaeru_love/}{/3hearts/}
ミルク☆ココアさん、うちの26才年下の家内です…たぶん。
院長の奥様って26歳年下なんですか?
うちは15歳年上。
年齢差で負けた(T_T)
よろしくお願いしまぁす♪
{/usagi/}
もしかしてミルク☆ココアさんも年齢差カップル?
よかったらURL教えて下さいね♪
わたしが院長のビールの本数を決める女なんです。
26歳年下の?ですか?
ひょえ~。
こ、こちらこそ、よ、よろしくお願いします。