書店に行くと、まるで見えない誰かがわたしの手をするりと撫で、平積みしてある本に仕向けたように、わたしは自然に手を延ばした。手にしたのは「禍」(小田雅久仁 著)だ。
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後
Copilotにこんな質問をしてみた。
「ゴールを目指し、遅くついた方が勝者になるという競技があるとします。もちろん競技は進行しないと思いますが、終わらせるアイデアはありますか?」
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親ガチャ
最大野党と自民党の党首が決まり、日本の政治の方向性にいつにも増して興味が沸いている。
見た目にも横綱級の今の二人であればがっぷり四つに構えて闘って欲しく、正直どちらにもエールを送りたいのだが、ひとつ野田佳彦さんの言葉に引っかかるものがあったのでメモする。
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電子処方せんと電磁気力
今まで医師会への寄稿文をなんどかここにメモったことがある。いつも寄稿したあとにここに書き留めていたのだが、よく考えると著作権触れるわけでもなく、またなにかの文学賞のように、どこかに発表したものはダメよ、ってなことではないわけで、そもそも誰の目を汚すのかさえ分からないのに、なんとなく自分の高慢ちきさに恥ずかしくなる。
ということで、おそらく近々医師会雑誌に寄稿することになるだろうものをメモしてみる。
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「ヘッドライト、テールライト」
連休もあって夕方からテレビを見ながらビールを飲んだ。
ふと国営放送で流れていた中島みゆきの曲、「ヘッドライト、テールライト」に魅了され、そのあとYouTubeで数えきれないほど聴き入ってしまった。
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ネーミング
点灯と書かれたスイッチがあるとしよう。もちろんon-offすれば照明が点ったり消えたりするものと誰もが考える。
ところがそのスイッチを触ったあとにどこかにあるコードの抜き差しをしなくてはならないとなると誰もが戸惑ってしまうはずだ。
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理解
この1カ月、オンライン電子処方箋についての接続環境にあくせくしていた。お上が定める書式の電子処方箋ファイルのプログラムはできている。それをマイナなどを使って確認するネットワークの回線に乗せればいいだけなのだが、その回線の構築がうまくできない。
お上からは多くの説明ファイルが提供されており、それらに目を通すも全体像がつかめなかった。
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「泥の河」
「小説”泥の河”の碑が近くにある」4月から大阪の土井堀川近くでひとりで生活することになった高三の息子がそう語った。太宰治賞を獲得した宮田輝の作品だという。
知らなかったのでネットで取り寄せ読んでみた。
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此の世の果ての殺人(荒木 あかね 著)
今年の江戸川乱歩賞を受賞した作品だ。本の最後にある審査員の方々のような講評などもちろんできないので、内容を少し紹介するにとどめたい。
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文字コード
デジタル化大臣ならびにマイナをごり押ししようとしている関係お役所のみなさま。
なんとかわたしのクリニックでもマイナが使える体制が整いました。
ほんとに微々たるものですが日本医療のDX化の一助になったことをうれしく思っています。
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