オークション

 新聞を見ると、いわゆるゴールデンアワーにフジテレビで「大奥」をやっているの気づく。配役を見ると浅野ゆう子、池脇千鶴や菅野美穂などいわゆるトレンディ系の女優が配置されている。で、サイトを覗いてみると、なんと「ラブゼネ」の脚本家が書いているらしい。といってもその「ラブゼネレーション」なるものもきちんと見たわけじゃなくまわりの評判を聞いて書いているだけなんだけど、なんでも若者に人気を博した番組の脚本家のようでして。


 で、一度話のタネにと、今夜「大奥」の第3話を見たのね。この大奥、いわゆるハーレムだからどんな切り口で描かれてもいろんな意味で人の興味を惹くには違いなく、まぁボクはそれなりにおもしろかったんだけど。でもね、なんとなく「そんなことあるのぉ」ってシーンもあったりして。1,2話を見てないからなんともいえないけど、たとえば薩摩の武士が大奥のなかにいたりするのね。
 配役や脚本家からして若者を対象にしてるんだろうから、厳密な時代考証なんてまぁいいかってのもあるのかなぁ。ン百年前のことだからだれも知らないしね。
 でね、見終わってふと連想したのは、かの金さんの「歓び組」のこと。
院長    「やっぱりあれってハーレムなんですか」
金さんの関係者「そんな大奥みたいなのは、現代にあるわけないでしょ」
院長    「そうですよね。でもテレビでやればやっぱ視聴率稼げるんじゃないですか」
金さんの関係者[そんな倫理に反することには人民は関心ないんです」
院長    「そうなんですか」
金さんの関係者「それにテレビは少ないから、オオオクは見れないです」
院長    「はい」
 でももしあるとすれば江戸時代が今から400年も前のことだから、かの国はその分だけ遅れているってことなのかなぁ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。