ウェイタ ミニッツ

bariatoric

 興味ある記事があった。
 米国にはいくつかの医療保険があるが、そのなかの Medicare がある種の肥満に対して手術を保険として認めるかもしれないと数ヶ月前に発表した。肥満の手術については詳しくはないが、調べてみると食事がたまる胃の一部を小さくしたり、食事の通り道を変えたりする手術のようだ。
 ところが米国医療研究品質局(AHRQ)が”ウェイタ ミニッツ”、つまり「ちょっと待って」と水を差したのだ。肥満手術をした人の40%に合併症が見られたという。


 米国では50%ほどの人がダイエットを志しているが、カロリーを考えたり運動をやっているのはそのうちの4分の1しかいないというデータがある。ということで手術なんかに頼らずみんながんばろうねってことを記事ではいいたいようだが、さてさてこの記事のどこに興味を惹かれたのかというと、それはAHRQがいったことにある。
 
 ”Weight a minute” 局はこう呼びかけたのだ。
  weight は体重だ。もうお分かりだろう。”待つ”の英語、wait を使う本来の”wait a minute”(ちょっと待って)と weight をかけているのだ。
 AHRQの局員はここのメモでも見ているのだろうか。”Weekly Digest of 院長室”(バカメモ週刊ダイジェスト)でも発行されているのだろうか。
 いろいろ疑問が湧いてきたが、そうばかりもしていられない。
 これをなんと訳したらいいのだろう。来週のDigest版に紹介されるかもしれないから急ぎ解決する必要がある。
 ということでこんな訳はどうだ。
 
 ”太っチョっと待って”

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weight a minute

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