アリ

 読んでいてちょっと疑問に思う記事があった。
 異種間のアリの闘いは律儀にも1対1で行われるのだが、xerophilia という種類のアリは群れると強い態度に出るというのだ。
 xerophilia が密集している状態とまばらな状態を人為的に作り出しそれぞれを観察すると、まばらな集団はほかのアリが来たときケンカを避ける傾向があるが、密集しているときは攻撃的な態度を示す、というのが大まかな記事の内容だ。


疑問点は二つある。
 一つは xerophilia の集団内での行動だ。まばらなときはお互いにほとんど接触しないが、密な集団を形成しているときは、他種のアリが来なくてもお互いにドンドンとぶつかっているというのだ。
 親しき仲にも礼儀アリではなかったのか。
 もう一点は他種のアリとの闘いに関することだ。
 密な集団を形成して攻撃的な闘いをしても、まばらな集団でケンカを避けていてもなんと死亡率は一緒だったというのだ。
 なんだかバカバカしいではないか。こんなことを続けているとそのうち闘いに参加しないアリも出てくるのではないだろうか。
 
 待てば海路の日和アリというではないか。

ネタ元
Ants More Aggressive When in Gangs
久しぶりに大酒くらってキチー

“アリ” への2件の返信

  1. だははーーっ!今日のはどんな風にでもなるダジャレでしたね。
    何でもアリ?

  2. こんな茫洋としたメモにまでコメントいただいてうれしいかぎりです。
    これからもアリの更新を続けたいと思います。

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