立体スキャン

 英国で顔の立体スキャンによる診断法が開発されようとしているという記事があった。
 顔に特徴をもたらす遺伝子の病気がある。有名なところではダウン症候群だろう。ネットで拾った表現を借りると「頭が小さく、顔は広く扁平でつり上がった眼と低い鼻をもつ傾向がある」といった具合だ。


 こうした顔を特徴づける遺伝子が700以上あるという。
 例えば、1万人~2万人の出生に1人の割合で誕生するウィリアムズ症候群の遺伝子を持っている人は、短い顎、上を向いた鼻、幅の広い口、小さい顎といった特徴がある。(写真左)

 2万5000人に1人誕生するスミス- マグニス症候群には、非常に平坦な鼻梁とつり上がった唇という特徴がある。(写真右)

 4000人に1人に起こるFragile X症候群では、長くて幅の狭い顔と大きな耳が特徴だという。(写真左)

 研究者らは今までに知られている遺伝子異常の影響を受けた子供たちの顔の立体イメージを集め、特徴を生み出している「平均的な顔」を作成し、同時に遺伝病を持っていない子供たちの平均的な顔も作り上げた。
 それぞれの顔を用いて子供の顔に異常があるかないかを見つけだそうということで、現在30以上の遺伝子異常の診断に適用され、平均90%の成功率を得ているという。
 大変すばらしい研究だと思う。
 ここまでなんとか生きながらえてきたが、あるいは自分もなにか異常を持っているかもしれない。もし機会があれば一度試してみたいものだ。



ネタ元
3D face scans spot gene syndromes

“立体スキャン” への5件の返信

  1. こうなると、なんだか占いのようですね。
    人相占いしてもらいたいな~
    「女難の相がでています。」
    とか言われるとちょっとうれしいかな?
    でも、女難の定義がいまいち分からん。

  2. いつもお世話になっております。特長のある顔なら、何らかの遺伝子の病気があるかもですね・・・。すごく完璧なお顔の方も、もしかしたら異常なのか?と考えてしまう今日この頃です・・・。

  3. tamakiti >
    そういわれると、個人的には女難の相を語れる人に会ったことがないですね。
    あすかのふる>
    すごく完璧なお顔の方って、やはりあの人?

  4. ウイリアムス症候群 の情報を最新ブログで検索してみると…

    ウイリアムス症候群に関する情報を最新ブログやユーチューブ、通販商品から検索してマッシュアップしてみました。

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