怒りと肺

 文字通り、今日は時間がないので昨日に続き簡単なメモを。
 怒りが肺機能に悪い影響を与えるという記事があった。45才から86才の670人の男性を対象にした米国の研究だ。1986年から8年にわたり追跡調査されている。


 怒りの評価はある標準的なテストでスケールに分けられ、肺機能は、思いっきり息を吸ったあと最初の1秒間で息を最大どれくらい肺から出すことができるか、つまり一秒量によって測定された。
 この測定は8年間のうち3回行われている。
 最初の時点で、怒りを持っているほど肺機能は悪かった。それだけではない。年を取れば肺機能は低下するものだが、怒りを多く持っている人はそうでない人に比べ、それぞれの測定時点で一秒量が9mlずつ減少していた。
 喫煙や最終学歴などの肺機能に影響を与える要素を取り除いていても、怒りは男性の肺機能に相当影響していることが分かった。
 今までの研究で怒りは心臓病、高血圧、喘息などと関連があることが分かっていたが、なぜそうなのかは分かっていない。肺機能についてもなぜ低下するのか不明だとネタ元には述べてある。
 だが理由はきわめて簡単だ。なぜ研究者はこのことに気づかないのだろう。
 ポイントは男性が調査の対象になっていることだ。とりわけ配偶者を持っている男性なら誰でもこの意見に賛同して頂けるに違いない。
 なぜ怒りが肺機能を低下させるか、その理由はこうだ。
 世の男性はみな文字通り、怒りを吐き出さず胸にしまうようになっているだけのこと…じゃないかと。

ネタ元
dont make me angry

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