寒中水泳

cold_swim
 小遣いが下げられて久しいが、ここにきてさらに総医療費が引き下げられようとしている。つまり診療行為に割り当てられる総額が減るわけだ。数%だとはいっても繁盛している医療機関にとってはとても大きな額になる。一方、売り上げが少ないところは同じ割合でも実額が少ない。
 ああ、被害が少なくてよかったと胸をなでおろしたが、よく考えると小遣いがまた減らされる可能性がある。もともと少ない小遣いなのに、仮に同じ割合で減らされても懐が傷むじゃないか。事態は難しい局面を迎えている。
 やはり寒中水泳でもして気を引き締めた方がいいかもしれない。


 もちろんこの寒さだ。沖縄あたりの南方じゃないと耐えられないだろう。いやもっと南の方がいい。さてどこにしようかと悩んでいたら、とんでもない人がいることが分かった。その英国の男性、南も南、南極で泳いだというのだ。
 今月の14日のことだ。このメモでいえばクジラの”イッカク”にイッカクも早く会いたいとバカメモをしていたときのことだ。そんなとき彼は南緯65度の沖合を1kmも泳いでいたのだ。塩辛い海水のため零度でも凍らない海を18分近く海水パンツ一枚で泳いでいたのだ。
 ああ、申し訳なかった。それから二日後、このメモでいえば”月極駐車場を読めるようになったのはいつだったろうか”などとくだらないことを考えていたときのことだ。なんと再び近くの海で1マイル、30分近くも泳いだというではないか。
 もちろん根性なしの院長はもちろんのこと、根性ありの人でも数分でイチコロの条件だ。こんな水に入るとたちまちのうちに、肺がしめつけられ、「過呼吸」を引き起こし、あるいは心臓が急激に反応して心拍数や血圧が急激に増加するのだ。男性自身も飛び込んだ瞬間には「叫びたくなるような痛み」を感じたと語るほどだ。
 なんでこんなことができるのか、研究者たちも不思議がっているというのがネタ元に述べられている。
 本当にこの男性に対して失礼だった。ばかなメモなどしてないでこの男性に注目するべきだった。ぜひこの男性の生き方を見習わなくてはならない。ぜひとも師匠にしなければならない。
院長 「ぜひ弟子にしてください」
師匠 「あなたには無理です」
院長 「ぜひ学ばせてください」
師匠 「なにを学ぶのですか」
院長 「このナンキョクの泳ぎ方です」
師匠 「…寒すぎて叫びたくなる痛みを感じてます」

ネタ元
Man breaks world records with Antarctic swim

“寒中水泳” への2件の返信

  1. 私には、建築大工指導員の資格がありますが、私には弟子志願の人がよってきません。
    ナンデダロウ~。たぶんブログを読んだかたは遠慮するのかも知れません。

  2. 私には、健康指導の資格がありますが、私には患者がよってきません。
    たぶんブログを読んだかたは遠慮するのかも知れません。

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