キーボード

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 キーボードとは怖いものだ。押すと生じる数ミリボルトの電圧の変化は、たとえば核爆弾を爆発させることができる。それだけではない、その電圧の変化が残すいかがわしいサイトの履歴は、家庭内に爆風を生じさせることもできるのだ。
 取り扱いにはくれぐれも注意しなくてはならないと、ガードを固めた矢先に、またまた恐ろしい記事を見つけた。
 この道具、細菌をばらまくことも可能なのだという。


 米国のいくつかの学者チームが、実際に細菌をキーとキーボードカバーの上に塗って、どれくらい菌が生き延びるのか、また実際にキーを打って、指に細菌が移るのかどうかを調査した。病院内のパソコンのキーボードについた細菌について調査した。彼らの関心は院内感染にキーボードが関係してるのかいないのかということだ。
 あるチームの調査結果では、抗生剤に抵抗性のある細菌は24時間もキーやカバーについていた。弱い菌はキーには一時間、カバーには5分しか生き延びられなかった。だけどこの菌でも抵抗力が落ちた人にはいろいろ悪さをすることがあるので、これまた注意を要する。
 それだけではない。汚染されたキーやキーボードに触れば触るほど、よりたくさんの細菌が手に移る。
 こんな具合だから、みんなが使うキーボードは定期的に消毒しましょう。キーボードを触ったあとには指を消毒しましょう、というのが、この調査の結論だ。
 まぁ月並みな結論のような気もするけど、それはそれとして、キーボード自体の工夫はなにかできないものだろうか。
スタッフ「たとえば?」
院長  「鉄製のキーボードで、細菌が死ぬくらい熱くしておくとか」
スタッフ「そんなんじゃ、やけどするんじゃないですか」
院長  「ついでに手も消毒できるだろ」
スタッフ「そんなの変でしょ」
院長  「だから、奇異ボードってことにしようかと」

ネタ元
Computer Keyboards Spread More Than Words 11 April 2005

“キーボード” への1件の返信

  1. うーん、キーボードの上の細菌ね~。
    うちの院長には絶対感染しないな。(キーボードをたたいたことがない)
    ところで、同じメモが3つもあるのは私のPCだけでしょうか?(タイトルが日本語だったり英語だったり)

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