不思議な記事に出会った。
カナダの海軍が船酔いについて研究しているというのだ。もちろん軍としては意味があることだろう。船酔いしている船員は使いものにならないことだってあるし、交代要員の削減にもつながるからだ。
ということでどうした人が船酔いしやすいか、どうしたら防ぐことができるのかなどを研究をしているというのだが、とても不思議だ。
というのは船酔いというのは人類が初めて経験した乗り物酔いじゃなかろうか。それはとても遠い昔だったはずだ。あるいは言葉がなかったときかもしれない。
海の向こうになにがあるか分からず、そこらに転がっていた丸太に乗って漂ったり、あるいはしっかりと目的地に向かって無鉄砲に船出していたたときだっただろう。
そのとき人類は初めて自分の意志とは関係なく長時間、身体を揺らされることを経験したはずだ。酔いの症状が出てきたことは容易に想像できる。
そうした酔いが今まで研究されていなかったのは、なぜなんだろう。
もちろんそれなりの研究もあったようだが、船員の何人がどれくらいの時間で船酔いになったかなど表面をなでただけのものだったらしい。
主観的な感じ方も絡んでいて、なにより船酔いを測る基準がないというのが現状だ。
それでもなんとか船酔いは調整できるという結果が出たらしく、それはこの夏に公表されるという。
院長 「船酔いしやすいタイプはすぐ分かる」
スタッフ「というと」
院長 「気を付けをさせる」
スタッフ「それで」
院長 「芸能界の話でもして身を乗り出してくるやつがそうだ」
スタッフ「というと」
院長 「ごシップに酔いやすいはずだ」
スタッフ「なるほど。不思議なメモになりましたね」
ネタ元
Being seasick in the name of science
参考サイト
船酔い