背中の痛みが慢性化すると、大脳が小さくなるかもしれないというニュースより。
26名の慢性の背部痛を持つ患者の脳を調べると、大脳の視床というところと前頭皮質という部分が萎縮していたという。
12月が近いというのもあり、最近少しずつクリニックの大掃除を始めた。レントゲンフィルムの保管場所を変えたり、しばらく開けてない戸棚を整理したりで、結構手がかかっている。背部痛が続くのは、そのせいだと診断していたけど、頭まで障害を受けることになるとは。
そのうちビールの味も思い出せなくなるかもしれない。そうならないうちに、たんまりと味わっておこうと心を新たにした。忘年会も続くことだし。
で、その大掃除の際に出てくる”ゴミ”が頭を悩ましている。ちょっとしたプラスチックのケース、植物の水やりの噴霧器、旧式だけどまだまだ動くfaxなどなど。スタッフにいわせると、ゴミなんだそうだけど、どうしてもゴミには見えない。
まだ使えるのだ。
今は使わないかもしれないけど、いつか使うかもしれないじゃないか。じゃあ貯金はゴミか? 今は使わないけど、いつか使うかもしれないから大事なんだろ。そう主張しても、聞き入れてくれない。確かに整理ははかどっているから、文句もそれまで。口を出そうものなら、「じゃあ整理してみてください」と反論されそうだし、ゴミ袋のなかに入れられたゴミじゃないものを、ただじっと見守るしかない日々が続いている。
ということで、背部痛で頭が萎縮し、廃物で、心が萎縮してます、というチョー二日酔い状態でのメモでした。