寝不足が太る原因になるかもしれないというニュース。
睡眠不足になると、体のなかでレプチンという食欲を押さえる物質が減り、ゲリンという食欲を増やす物質が多くなるという。アメリカではこの40年の間に平均睡眠時間が2時間近く減る一方で、肥満の人が15%から37%に増えているという背景から研究された結果らしい。
なるほど、そんなこともあるのかもしれない。睡眠時間が少なくなるということは活動している時間が長くなるということだから、その分、多くエネルギーをとらないといけないはずで、それに見合った”反応”のような気もする。
ということは逆に、寝過ぎるとやせるということなんだろうか。
思えば今まで寝過ぎた人生を送ってきた。別に眠たくて寝てたわけじゃない。アルコールが深い睡眠へ誘っていたのだ。同じような患者を何人も知っている。見てると確かに痩せている。とくに朝から酒臭い臭いをさせている患者ほど、その傾向がある。
例外なのか、院長は違う。ベルトがしまらないほどお腹が出てる。患者も、この医者、同類の割には太ってるなと思っているに違いない。
もちろんやせなくてはいけないとは思っている。ただやせるとほとんどヨン様と間違えられる容貌になってしまうのが気がかりなのだ。それはちょっと困る。
とくに中年の女性の患者。「聴診を」と、胸の方へ聴診器をもっていくと、服を上げようとしなくなる。まぶたの状態を見ようと、「はい、こっち向いて」といっても、うつむいたまま眼瞼を触らせようともしないじゃないか。
ヨン様から診られて、恥ずかしいのは分かる。でもそれじゃ、診療ができない。ただでさえ、ヒマなのにこれじゃ患者が減るじゃないか。
といってこれ以上睡眠時間を短くすると、診療に支障が生じる。前日のアルコールが抜けるに必要な時間があるのだ。
結局、いまの睡眠時間を維持するしかないのだろう。
ただ、不思議なのは、睡眠時間が変わらないにも関わらず体重が増えていることだ、なぜだろう。
思い当たることが一つある。おやつが三時じゃないと分かったのは、クリニックを始めてから。ヒマさえあれば、いつでもおやつは摂れるのだ。
ということで、いつか、”患者の不足が太る原因になる”というメモでもしてみようかと、眠たい頭で考えている。
ここのサイトのタイトル変更をおすすめします。
① 「医学的男の哀愁」
② 「ロマンチック医学」
③ 「男の哀愁」
pvうんと増えます。
「ロマンチック男の医学的哀愁」も考えてます。
いいかも。
それで、体重が増加しているにか、納得。
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