愚痴

 今日、スタッフの方がこうグチられた。
 血液型判断に凝っている方で、不思議なことに人を血液型で判断してしまう自分がイヤだそうで。なんとかならないかとボクに相談を持ちかけるほどなんだけど。
…きっともう少し状況を説明しないといけなそう。


 たとえばある人の行動をしばらく観察したあと、血液型を予想するそうな。そして血液型をそれとなく聞く。当たれば当たってで納得し、当たらなければ、その正しい血液型で、ただちにその人物を評価し直すことができるらしいのだが、そんなことをする自分がイヤだという。
そ のこと自体、血液型判断は、いかようにもとれることしかいってないことを示していると思うのだけど。
レストランで注文に迷う人を、慎重とか、優柔不断とか、のんびりとか、いくつもの表現ができるのと同じように、ある事柄についてのある表現は、どんな人でも一つくらいは当てはまるもの。
とまぁ血液型判断のメモはまたの機会にするとして、今日はこのグチるについて。
 愚痴をネットで調べると、なにやらありがたい言葉みたい。そこに書いてあることだが、「馬鹿」の語源と同じものだという。なんとなく「ばかばか」と頭をたたくイメージと一致する。
きっと、あることについて判断が分かれている二つの人格が、せめぎ合っているのだろうね。
 で、ヴァーチャルスタッフの会話
「えー、あの人よくグチるから、A型と思ってたけど、B型だったの」
「あんた、また血液型判断したばい」
「あーいかんいかん。なんでこうなんやろ。だんだん自分がいやになっていく」
「あんたもよくグチるね。結局血液型判断、信じたいんね、否定したいんね」
「うーん、ぐっちにしたらいいか分からん」
 だんだん博多にわかになってきたなぁ。

ところで、昨日、友人宅におじゃまして、お酒を頂いた。遅くに帰ってきて書いたのが、昨日のメモ。今日読み直してみて、深読みすれば、何となくおもしろいのかもしれないけど、まぁ支離滅裂の感が拭えない。そもそも深読みを期待していたのかどうかも覚えていないぐらいの状態でして。
こちらも飲むか書くか、ぐっちにしたらいいか分からん。

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