今日は真摯な態度でメモに臨みたい。メモの対象が英国の泌尿器科学術誌に寄せられた論文だからということが理由の一つだが、生まれたばかりの息子から将来いろんな形で質問されるかもしれないからだ。
論文は60年以上にわたる期間に報告されたペニスの大きさと、大きさに悩む男性について述べられた数々の研究を再評価したもので、ネタ元はその論文を紹介したものだ。
まず最初に述べられてる結論めいた件から紹介してみたい。
男性は平均的な大きさのペニスを持っていても不安を抱く可能性があり、また仮に大きなペニスを持っていても女性にとっては大きいということは必ずしもいいことではなく、それよりもルックスとか個性の方が大事だと思っているということが研究で分かったという。
多くの男性は後半の記述だけでもう十分だと思われているのではないだろうか。ペニスの大きさなどどうでもいいのだ。だがせっかく目を通したので、興味のある方はもう少しメモにつき合っていただこう。
12の研究でトータル11000人以上の男性を対象に集めたデータでは勃起時は長さ14~16cmで周囲は12~13cmだったという。
どうだろうか。世の殿方は数字を見て取り乱す組とそうでない組に分かれるに違いない。もちろんメモしている本人は後者だ。取り乱せないほど驚いてしまった。
もし画面に火をつけたい気持ちを抱いた方がおられたら、それは仲間の証拠だ。
だが同士諸君、火をつけたら読めなくなる。もう少しともにイバラの道を進んでみようではないか。というのは、記事に論文の重要なポイントが箇条書きで述べられているのだ。
■50000人の男女を対象に分析すると85%の女性は相手のペニスの大きさに満足しているにも関わらず、男性側は自分のものに対し55%しか満足していない。
戦友諸君、砲火を浴びせる必要はないと考えるがどうだろう。異議がないなら、次の戦地に向かいたい。
■女性にとってペニスの長さというのは最重要なことではなく、90%の女性が長さより太さを好んでいる。
さぁ血をわけた兄弟たちよ、決を採るまでもない。一斉射撃のときが来た。目標は90%の女性だ。
とまぁ、興奮してしまった。とりあえず落ち着こう。こうした知識は息子たちのためなのだった。
ほかにも同性愛者のペニスの大きさとか、まことしやかに流布されているペニスを大きくする方法についての批判などが述べられているのだが、長くなるのでこれくらいでやめにする。
だがよく考えるとなぜペニスの長さや大きさが問題なのか。もしその点を息子たちに訊かれたらなんと答えればいいのだろう。
そもそもペニスはなにをするものか、教える必要があるではないか。
ということで将来成長した息子との会話を仮想してみた。
息子「ペニスはなんのためにあるの?」
院長「女性と結びつく道具なんだよ」
息子「へぇ」
院長「でもね、女性をたくさん愛せるかどうかは男の人の心にあるんだ」
息子「へぇ」
院長「だから大きいか小さいは心のなかにある問題なんだよ」
息子「へぇ」
院長「だから心の頭文字のKをとって、In K というんだ」
息子「パパ、大好き」
かくして父親の威厳は保たれる…はず。
ネタ元
Small Penis Syndrome A Big Problem?
大きさは問題ではないです。
重要なのは、ハートとテクです・・・よね?
テクがあっても、テクの棒といわれるのですかね。