口笛

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 口笛の鳴らし方という英文の記事があった。
 この口笛、チューをするときの唇を尖らして音を出すやつじゃなく、指笛とでもいうのだろうか、画像のような格好で音を出すものだ。
よくお祭りやコンサートなどのイベントで、ピーピーと音を出して場を盛り上げているやつがいるが、正直そばで鳴らされるとうるさく、 ああした目立たがり屋な行動は鼻持ちならない。
 もちろん、若い時分に、この口笛をやろうとしたことはある。若者は多かれ少なかれ目立ちたがり屋というものだ。だけど、音が出たためしがなかった。このままではあの世に行くとき、今まで作ってきた敵からこの手のピーピーを鳴らされるのもシャクなので、せっかくだから記事に目を通してみた。
 以下紹介してみる。


1.口を開けて、下の歯の頭を内側に覆うように下唇を横に張る。
2.舌を平らにして、それを下唇の内縁上にとどまるように前に持っていく。
3.小指の先端をおよそ90度の角度で触れあわせる。
4.爪を上にして、舌の先の下で、V字になるように、指の先端の部分を入れる。それから舌をやや上の後ろへ巻く。そのとき内側では、舌の先端は上方-上顎の方に向かってるけど、触ってはいない-へカーブしている。
5.上唇を最初の小指を合わせたところへ持ってくる。重要なのは、鏡を見ることだ。指のVと引っ張った下唇の間にきれいな三角形が作られていなければいけない。(吹くときに”瓶の端”となるしっかりとした下唇が、鍵だ)
6.思いっきり吹く。舌の上と三角地帯をめがけて空気を送り込む。(口の角からは空気がもれてはいけない)
7.実験。指の先端を合わせたり、少し離してみたりしてみよう。角度を変えてみよう。いろんな舌の緊張でやってみよう。鏡を見るのが、うまくいっているかどうか分かるのに役立つだろう。
 そうだったのか。指を二本入れていさえすれば、出るものと思ってやっていたけど、あまりに思慮が足りなかった。これじゃ、屋根にアンテナさえ差し入れてあれば、なにしてもお金が出るものと思っている国営放送の会長と一緒じゃないか。
 それにしても、突き出た鬼の歯のように小指を入れて、声だけでヒューヒューと真似ていた少年院長が、あまりに不憫だ。
 ということで、やってみると意外と簡単に音が出た。
 まだまだ洗練されたものじゃないけど、必ず近いうちにきれいな口笛になるに違いない。
 デビューは、お祭りやコンサートのイベントあたりを考えている。

“口笛” への2件の返信

  1. 4月23日のケンネルズミニライブあたりではいかがでしょう。バンドマンとしては参加されないようですので、せめて、オーディエンスとして参加して下さい。

  2. じゃあ 私は『ひゅぅ ひゅぅ』と 口で 言いましょうか(*^_^*)

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