メモ再開

長くメモができていない状況を内省し、一番の原因はネット環境の変化だと気づいた。
クリニックには診察室を初めいろんな箇所に計6台のパソコンがある。日常診療に用いるものとそうではないものという区別はあるもののすべてはネットに繋がっていた。つまりクリニックのいろんな場所でネットの情報を集めることができていたのだ。それがレセプトオンラインというものに手を染めてから事態は変化した。ノリピーが例のものに手を染めてから事態が一変したのと同じだ。


ネットに繋がっている以上、患者情報がネットに流れる危険性がある。もちろんその問題に対してはそれなりの工夫をしていた。とはいえ所詮素人の智慧。どうか世の中のハッカー様に見つかりませんようにと願いつつの態勢にすぎなかった。そんな状況でレセプトオンラインに手を出してしまったのだ。オンラインを始めた医療機関はその名がお役所の官報に載せられる。つまりオンラインを始めるということはその医療機関の患者情報はネットを行き来しているよ、と世に公言するのと同じなのだ。
きっとハッカーから目を付けられればいちころだろう。ノリピーもちゃんと捕まったではないか。ということで4台のパソコンを物理的にネットと切り離したのはいいのだが、それにともなってネット情報が得られなくなってしまった。パソコンの前にいる時間がもっとも長い診察室のものが使えなくなったのが最大の痛手だが、いづれにしても今までのスタイルでメモを続けるのがきつくなったのは事実だ。
でも長くネットから離れてみると、初心に立ち返ることができたような気がする。なぜメモを始めたのか。それは単に文字を綴りたかったからではなかったか。日々のメモを単に書き連ねたかっただけのはずだ。
オンラインとの関連でいえばネット生活は苦渋を強いられたが、メモに対する気持ちが整理できたという意味でそれはそれで大いにありがたいことであった。
今、俄然メモ意欲がわいてきている。今の気持ち、いってみればこんなカンジ?



ノリピー、ちゃんと反省して立ち直ってね

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