昨日ある用事で、ちょっとフォーマルな装いをしてイスに着席したときのこと。自分の靴の周りに何か黒い小片が散らかっているのね。
で、なんだろうと目を凝らすと、なんだか靴の底のへりが欠けている。え、どういうことと不思議に思いながら足を挙げて見ると、靴底がボロボロの状態じゃありませんか。一部ゴムでできているところがありその欠損部からは下の金属が剥き出しになっている。驚いてゴムに触れてみると、さらにボロボロと欠けていく。
その破片が足下に散らかっていたというわけ。でも事態はそれだけに止まらず、席までたどった通路を見ると、クズのようなものが所々に点々と散っているような始末でして。
普段はジーパンにスポーツシューズで過ごしているので、合皮にしろ本革にしろフォーマルな靴を履くのは、年にほんの数回のこと。少しづつガタが来ていて、昨日それが急に破綻したということなんだろう。
めったにないことだから、なにか教訓めいたことを、と思ったのが今日のメモ。
気づかずに事態が深刻なことになっていたわけだけど、これに似たこと。
去年だったけど、レントゲン室の配管のジョイントがさびてたので修理を頼んだら、すでに少し穴が開いていて、破裂しなかった方が不思議なくらいな状況だったことがあったなぁ。
それとか、ボクじゃないんだけど、業界では有名なアスリートがある本で書いていたやつで、10年ぐらい使っていた自転車のサドルの支柱が、練習中に突然折れたというのもある。
で、教訓。身の回り数メートルの範囲内でも、危機管理ってのが大事なんだろう。とりわけ耐用年数が問題となるような機器は、チューナップするか、交換しなくちゃね。
でもね、よーく考えると、いくら履く機会が少ないかといっても、クズをまき散らす前に、なにか事態を知らせるような徴候というか、たとえば違和感ぐらいあってもおかしくないよね。それを感じないなんて、ボクってよっぽどにぶいだなぁ。
で、もう一つの教訓。
クツのソコがクズの倉庫になっていることぐらい早めに気付よなってこと。
あーホントに恥ずかしかった。