今日の昼、ふと宮古島の食堂のことが頭をよぎった。宮古島のトライアスロンに行くときは必ず何回もお世話になるところで、三つほどの小さなテーブルと四,五人がすわればギューギュー詰めになる狭い座敷が二つあるだけの小さな食堂。
でもね、どういうわけか、「宮古食堂」と宮古島を代表するかのような名前の看板が店先に掲げられているのね。
宮古島には島とはいえ、きれいな都会にあるような食堂を初め、それこそ数え切れないくらいの食堂があるようだけど、その宮古食堂はきっと昔からあって当時は唯一の食堂だったんじゃなかろうかと、いつも一緒に行く仲間と話しあっている。薄れた看板の字や内壁の汚れやガタガタしているイスが店の名前の由来を物語っているような気もするんだけど、一度も店の人に訊いてないから真相はなぞのまま。
そんなことはさておき、そこのどんぶりモノはすばらしく大盛りなのね。ほんと富士山のようにメシが盛ってあり、そこにカツや玉子などの具がいまにも落ちそうにへばりついている。
あー、あのどんぶりが食いたいなぁって、どういうわけかふと頭をよぎったたのね。
でもなんでそんなこと考えたんだろう。
今日午前中、診療がヒマだったせいかなぁ。招きネコでも無意識のうちに頭のなかをうろついていたんじゃなかろうか。
招きネコが欲しいな、ミャーコが欲しいなぁ、ミャーコ嘱望…で、宮古食堂ってこと?
うーん、ちょっと違うなぁ。
まぁ、なんにしても、グにもつかない話ってだけは間違いないか。具がいまにもすべりそうだったしね。