占い

 いままでも占いについてなんどか触れてきたけど、今日も関連のニュースが目についたのでメモしようかと。
「占いサイトの利用経験者は43%」もいるらしい。信じてるとは書いてないけど、それでもみなさん、それなりに心の拠り所にしてるんだろうね。


 で、思い出したこと。このサイトを立ち上げる何ヶ月も前のことだけど、HPをやるとすれば、どんなのがおもしろいだろうかと、ヒマなときに漠然と考えたことがあった。
 浮かんだのがその日のいろんな占いを比較するもの。
 テレビや新聞などから、星座なら星座で、いろんな占いの結果を並べれば、おもしろいんじゃないかと。もちろんバラバラに決まっていると確信していて、その妙を醸し出すだろうというサイトなんだけど。
 で、今日はそうした比較じゃなく、占いというのが、いかにいい加減かということの実例を挙げてみようかと。
 血縁関係のごく近い女性の話で、もう何十年も前のことだからその方も随分若く、独身だったときのこと。
 その方、あるとき福岡市の有名な占い師さんのとこへ、自分の結婚時期を訊ねに行ったのね。
 そこで名前を紙に書かされ、字画やらを判断材料に、占われたそうな。御神託は、ある年の機会を逃したら”晩婚”だったという。
 その話を家に帰って母親に語ったらしい。そのお母様、それはとてもとても現実主義者で、占いなんか頭から信じないような方。
 娘の話を聞いて、さて、どうしたかというと、その日のうちにタクシーに乗り、その同じ占い師さんのとこに乗り込んだのね。で、自分の娘の婚期はどうだろうかと訊ねたそうな。
 すると、娘が最初に行ったときの占いとはまったく違うことをいわれたらしい。
 つかさず母上はその根拠のなさをきびしく追求し、娘さんが払った見料だけでなくタクシー代までせしめたというから、すごいよね。
 で、この母上から学ぶべき、われわれの教訓。
 タクシーに乗っても、うらないの言葉には、のぅらない。
 一方、占い師さん側の教訓としては、
 タクシーに乗ってきた人には、裏のない占いは、売らない…ってトコでしょうか。

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