”Man peed way out of avalanche”というニュースがあった。”peed”は”pee”の過去形。”pee”はピーと発音し、日本語で”オシッコ”という意味。”avalanche”は”雪崩”。つまり、オシッコで雪崩をやっつけた、ってな意味になるんだろう。意訳してみた。
スロバキアのカールさん、車の運転中に雪崩に遭い、閉じこめられたしまった。窓を開け手で掘ろうとしても、回りの雪はなんともしがたい。でもやるしかない。ということで、頭の上の雪を手ですくっては、窓の下にまとめた。でもこれじゃ雪は貯まる一方。
うーん、とカールさん、悩んだ。ふと車のなかを見ると、休日にたしなむビールがあるじゃない。500mlのビール缶が、それも60本。
温かいオシッコは、雪を溶かすに違いない。そう信じてカールさんはビールを飲んでは、オシッコを雪にかけて溶かし続け、助かった。
かくしてビールはいついかなるときも、そばに置かなくてはいけないという永遠の真理がまた一つ明らかになったわけだ。
で、思い出したこと。
常々、インターナショナルな生活をしてると自負してる。昨日も外資系の保険外交員が尋ねてきた。ドルで契約するのかと思ったけど、円だったので、断った。
そんな院長だから、知り合いのアメリカ人ぐらい一人ぐらいいる。その一人を除くと、知り合いはおおよそ日本人だ。
で、彼と一緒に飲んでいたときのこと。彼はほとんど日本語ができない。その場には、もう一人、英会話の達者な日本人がいた。つまり三人で飲んでいたわけだ。て、二人は楽しそうに話してる。もちろん使用言語は英語だ。フランス語で話そうと提案したかったけど、きっと彼らは知らないだろう。だから、遠慮して言い出せなかった。
フランス語で、ビールってなんだったか必死で思い出そうとしていたせいだろう。はずんでいた二人の会話がよく分からない。
でも、よくよく考えると、フランス語を知らなかったと気づいたことも手伝ったんだと思う。ひとつだけ聞き取れた話があったのね。
彼のアメリカの友達が日本に来たときのこと。もちろん、友達はアメリカ人。
で、彼が友達にカルピスを飲むかと、訊ねた。でも、友達には、カウピーと聞こえたらしい。
カウは”cow”、つまり”牛”。ピーは”pee”、つまり”オシッコ”。つまりは、「牛のオシッコを飲むか」という意味に受け取られたというのね。
もちろん、大きな声で笑ってしまった。愉快な話だというのもそうだけど、一番は彼がとても楽しそうに話すからだ。
でも、正直、生粋の非アメリカ人としては、ジョークとしてはどの程度の笑い話か見当がつかなかった。だからあのときの笑いは、”おかしい、ボクもそう、思うよ”という、いわゆる愛想笑いだったかもしれない。
そのあと、英語では、”I so 笑い”というんだったけ、などとインタナショナルな性分を出しているうちに、たちまち、また一人置いてけぼりを食らってしまった。
フィリピンのネーちゃんがいるとこに行くと妙にペラペラ英語が喋れる。
おしっこよりも、ビールを直接かけた方が早かったのではないでしょうか?
私もそう 思った~(o^o^o)
ビールたいがい冷えてたでしょうね~。