業者がクリニックに物を運んでくると必ずサインを求める。納品書にサインしろというのだ。
清廉潔白な院長をそれほど信じられないのか。納品書がないと、もらってないとこの院長が言い張るとでも思っているのか。そこまで信じられないなら物と院長が一緒の証拠写真でも撮るがいい。そこまでされると院長もあきらめがつく。
このようにサインとは証という意味で重要なものだ。とくに著名人のサインはその人物と接触したという有力な証になる。余談だが患者の誰も院長にサインを求めないのは著名人と接触した証拠を隠したいのかもしれない。理由ははっきりしない。今度サインをあげるから教えてくれるよう患者に頼んでみたいと思う。
ところでこんなサインはどうだろう。
英国の作家、Atwoodさんがやるサインだ。残念ながら彼女を知らないのだがかなりの売れっ子らしい。だから彼女はあちこちへいってはサインをしまくる。当然手は痛くなるし時間もそうそう取れない。
ということで彼女が考え出したのが遠隔操作でサインができる機械だ。名付けて”LongPen”。うまく行けば世界中の人にサインができるのだ。
ということでこのたびロンドンの書店でデモをやった。開始直後ちょっとしたトラブルがあったがなんとかAtwoodさんが動かす手の軌跡を機械のアームがたどることができ、無事第一号のサインが終了した、ってなことがネタ元に述べてある。
著者と読者がビデオを通してチャットしながらのサインでしてもらった方は喜んでおられるらしいが、少し違うような気がする。
やはり著者の存在感を感じることがサインの第一の目的じゃないのだろうか。現実にあろうがなかろうが、著者の手垢、吐く息、唾がそこにあるかもしれないという期待感、現実に著者と一緒にいたという証拠こそサインなのだ。
スタッフ「どうでもいいんじゃないですか」
院長 「そんなんじゃ読者が納得しないだろ」
スタッフ「さぁ」
院長 「なぜ似非サインをもらって喜べるんだ」
スタッフ「サぁ、イイン、じゃないですか」
ネタ元
With LongPen, Author Signs Books From Afar
患者さんはサインを求めないかもしれないけど
オヤジバンドのファンはきっと汗のにじんだサインを欲しがるかもよ・・・?
ライブやってます?
この前文具店で伝票で買い物して、「サインお願いします」と言われました。
私は受領印の欄に「ぶい」と書いて戻ろうとしたら、女の子が入り口付近まで
追いかけてきました。
>うめさん
5月にライブ予定してますよ。
>ニッキさん
若い子だったんですかね。
「サインはV」を知らなかったんじゃないですか?
ライブ頑張ってください
見てみたいな院長のオヤジバンド!!
ちーっと遠すぎて見に行けましぇん。ぜひ没ネタサイトで動画をのせてください